北海道旅行 二日目(函館散策その1)2022年07月02日 08:46

予定通り13時半にはこの日泊まるホテルに到着し、親戚メンバーとも合流し、結婚式場への移動やスケジュール等々も打合せしました。
その結果、式場には16時まで入ればよいこと、それまでは自由時間ということになり、私と妻、そして妻の妹の三人で式場まで車で行き、16時までその周辺を散策することにしました。
着替えなどは式場で、です。

式場は函館観光のメインの一つでもある函館山の麓にあり、聖ヨハネ教会の隣でナイスロケーションです♪
地図を見ると、見どころ一杯のゾーンですね(^_-)

さてさて、実際に車で行くと一方通行やら狭い道が交錯してグルんぐるん廻ってようやく式場の駐車場を見つけ、散策に出発です♪

先ずは結婚式会場の真横にある函館聖ヨハネ教会です。


新しい現代的なデザインの教会ですね!

この教会は1874(明治7)年に英国人のデニング司祭が函館に上陸し宣教活動を始め、英国聖公会(現、日本聖公会北海道教区)の教会として道内の先駆けとなったそうです。
最初の教会は1878(明治11)年、基坂(後ほど紹介する旧イギリス領事館がある坂)の下に建造されましたが、度重なる大火による焼失で移転を余儀なくされ、現在の聖堂は1979(昭和54)年11月に完成したものだそうです。
中世紀におけるヨーロッパの教会にならった工法を用いた、近代的なデザインがとても斬新で美しいですね。
この教会、たぶん函館山から見下ろすときれいな十字架の形に見えると思います。

さて、この函館聖ヨハネ教会から北西方向にある元町公園方面に向けて函館山の麓を横移動していきます。

この辺りの道沿いは「函館市元町末広町重要伝統的建造物群保存地区」となっており、洋風、和風の家々が入り混じって立ち並んでいます。
背景の尖塔はカトリック元町教会です。

通りにはこんな和洋も・・・
私的には右側の土蔵のような建物に目につきました♪
かなり傷んでいるようですが、持ち主としてはなかなか維持管理すんるのは大変なんだろうなぁ、とついつい現実的な目で見ちゃいますね(^^;ゞ

次にはカトリック元町教会が見えてきました。
蔦のからまる石垣の向こうに赤い屋根と尖塔が青空に生えて素敵な風景です♪
ここは帰り道に見て行きましょう・・・
この道を挟んで函館山側には函館ハリストス正教会がありましたが、今は改修工事中らしく足場に囲まれてその美しい姿が見られません・・・残念!
この函館ハリストス正教会は日本初のロシア正教会聖堂だったそうです。
残念ながら今年年末まで大規模修復が行われており、今年のクリスマスには白壁と緑屋根の美しい姿を魅せてくれるでしょう。
現存する聖堂は1916年築だそうです。
なお、週末などに美しい音色を奏でる鐘があることも有名らしく、1回あたり3~5分間にわたって函館山の麓一帯に響き渡り、市民には「ガンガン寺」の愛称で親しまれているそうです。
この鐘の音は環境庁「日本の音風景100選」に認定されているそうですよ。

歴史的には、1859年、初代ロシア領事が現在の教会所在地にロシア領事館の敷地を確保し、翌1860年、領事館付属聖堂として建てられたのが、初代の聖堂だそうです。
翌1861年に来函した司祭聖ニコライが、この聖堂を拠点に日本で初めて正教会を布教したそうです。
その後、この聖ニコライが東京駿河台にあるニコライ堂(正式名称は「東京復活大聖堂」)も建てています。

さて、その函館ハリストス正教会を過ぎるか過ぎないかのところで出会うのが・・・この坂の風景・・・
有名な八幡坂です。
真~~っすぐ下った先に函館の海・・・♪
いや~ずっと眺めて居たくなる風景であり、立体感があります♪
写真では分かりずらいと思いますが、この辺りの坂は結構な勾配なんですよ。
路面電車通りは海沿いなので、そこからこの辺りの散歩にはこのような坂の上りが結構きついでしょうねぇ(^^;

さて、この場所、人気の撮影ポイントらしく、多くのカメラを持った方々が集まっていました。
私もど真ん中から取りたいので順番待ちです(^.^)

さて、この先さらに進みます・・・

つづく

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