続々々報 リノベーション 太陽光発電+蓄電池システム 未だ稼働せず! 既に申請9ヶ月目・・・2023年12月10日 07:49

12月2日付きで「続々報 リノベーション 太陽光発電+蓄電池システム 未だ稼働せず! 申請9ヶ月目・・・」と題してJPEA代行申請センターから来た「申請不備」のお知らせに対する不満を書き連ねましたが、申請代行業者と打合せ・連携して修正・追加で不備補正提出しました。

数日後、JPEA代行申請センターから下記メールが入りました。
「再度****(申請外構業者)様より代行申請(届出)されました、再エネ特措法に基づく再生可能エネルギー発電事業計画の内容について、下記の【操作手順】に記載された手順に従い、ご確認・ご承諾をお願いいたします。
####(私)様の承諾がされましたら、承諾内容に対して審査を開始させていただきます。」

おっ!ようやく代行申請センターが動き出したか♪ と、指示の通り申請内容を確認し、承諾ボタンを押しました。
しかし!
数日経って、進捗状況を確認しようと代行申請センターに登録してあるMyページを見て愕然としました(O_O)

申請状態が「設置者承諾済」と以前と変わっていないのです。
ま、もう少しかかるのだろう・・・と思っていたのですが・・・ん???
「申請日(登録日)」が2023年12月05日になっているではありませんか!
これって、10月に承認依頼が来て10月07日が「申請日(登録日)」になっていたのですが・・・え、え、え・・・また順番を並び直して2ヶ月待てってことですよね!!!

はぁぁぁ・・・もう開いた口が塞がりません・・・何時になったら審査開始されるのですか?
確か、「申請10月上旬分の処理に取りかかりました」と12月初めにHP上で進捗状況表示があったと思ったら「申請不備」の案内が来たのですが、申請12月上旬分はいつ処理に取りかかるんでしょうか・・・後2ヶ月後でしょうか・・・
もう年末ですよ・・・また印鑑証明の賞味期限が切れませんか?(^_^;

このままだと、北陸の厳冬期・・・雪が一番積もる時期に「はい!承認しました!使ってもいいですよ。」って来るのではないでしょうか・・・太陽光発電に一番条件が悪いタイミングから・・・(/_;)

4月上旬に代行申請してから既に9ヶ月に入りました、今のペースでいくと正式申請は・・・1月末から2月に入る頃でしょうか・・・
ひどい・・・
まぁ・・・最近自動車も注文してから納車まで1年かかるって話もありますからね・・・
でも、太陽光発電の設備投資費は蓄電池システムも含めて既に全額払い込んでいるのですけど・・・(T_T)

続々報 リノベーション 太陽光発電+蓄電池システム 未だ稼働せず! 申請9ヶ月目・・・2023年12月02日 07:36

冬支度&旧宅じまいでドタバタと間が空いてしまいました(^^ゞ
さて、今日の話題は・・・

あぁ・・・開いた口が塞がりません(^_^;
前回、10月6日にようやくJPEA代行申請センターよりメールが来て、指示に従い申請内容を確認して“承諾”手続したところ、「申請状態」が「設置者承諾済」になりました、と報告しました。
申請書類関係の情報を販売・施工業者に3月末に提出し、業者が“代行申請センター”に代理申請したのが4月中旬頃でしたから、約半年も待たされてようやく“代行申請センター”が書類受理かよ!と開いた口が塞がらず、正式な申請・審査は何時になったら始まるのか?と呆れていました。

あれから既に2ヶ月近く・・・
先週末、JPEA代行申請センターのHPを覗いたところ「9月下旬申請の書類処理に取りかかりました。」との状況だったので、そろそろか?と期待していた矢先、今週になってそのJPEA代行申請センターから「【重要】・・・申請不備のお知らせ」と題したメールが飛び込んできました!
ん?「申請不備」!?
中身を読むと・・・『2023/10/07に申請(届出)をいただきました、再生可能エネルギー発電事業計画(申請ID:********)につきまして、以下のとおり不備がありますので、補正期限内に不備補正への対応をしていただきますよう、お願いいたします。
【補正期限】
2023/12/11
※新規認定申請の場合、補正期日までにご対応いただけない場合、自動取下げとなりますのでご注意ください。』
その不備の内容を見て・・・開いた口が塞がらないのです!(T_T)
不備は5カ所も!
3カ所はどう見ても代行申請してくれた業者のちょんぼなのですが、残り2カ所が理不尽としか言い様がないのです!(`ヘ´) プンプン。

先ず一つ目・・・

『●事業者の印鑑証明書を添付してください。
※公的機関の発行する書類については、初回申請日より3カ月前から当該申請日までの間に発行された原本に限ります。』

とあります・・・が、当然JPEA代行申請センターに申請した4月中旬頃には真新しい印鑑証明書を添付しています!
そもそも窓口で約半年も待たせておいて印鑑証明書が古い!とは何事ですか!(`ヘ´) プンプン。
確かに代行申請センターの立場からすればお役所に申請するためには発行3ヶ月以内という決まり事があるので一歩譲って理解できるとしても、そもそも受付窓口に約半年近くも放っておいたのは代行申請センター自身じゃないですか!
せめて代行の遅延のお詫びと再発行のお願いの一言があっても良いのでは無いでしょうか(`ヘ´) プンプン。

二つ目・・・

『●発電設備の設置場所について、添付いただきました「接続の同意を証する書類」及び「建物の登記簿謄本(建築確認済証)と申請データが相違しております。
 中略
・・・の場合は、地番及び住居表示が記載されているゼンリン発行の地図等の添付をお願い致します。
※ゼンリン発行が確認できること。
※住居表示のみで地番が記載されていない地図の場合は、法務局発行の「公図」を追加で添付してください。
※公的機関の発行する書類については、初回の申請日より3ヶ月前から当該申請日までの間に発行された原本に限ります。』

これは申請時の住居地番と設置(現住居)地番が違うことに端を発しており、代行申請してくれた業者のちょんぼもあるのですが、問題は地図なのです。
提出した地図はゼンリン発行のものではなかったこと、その地図に地番が記載されていなかったことだったらしいです。
今日業者が来て「ゼンリン地図ありませんか?」だって・・・はぁ???ですよね(^_^;
ゼンリン地図が公的なんですね!?

業者は「すみません」を連発していたが、確かにちょんぼが多すぎたので小言を言ったものの、このお役所仕事に付き合うのもストレス溜まるだろうなぁ、と少々同情の気持ちも沸いてきました・・・

さて、肝心の申請許可の見通しについて業者に聞くと・・・「すみません・・・こればかりは分かりません・・・相手はお役所なので・・・でも、正式申請の段階に入りましたので・・・間違いなく前に進むかと(^_^;・・・でも、今から雪が積もる冬なんですけどねぇ(^_^;・・・」と・・・

まるで漫才か落語の世界です・・・ハイ(~,~)(~,~)(~,~)

ちなみに、億単位の資金を注入している事業者は、こんなペースでやられたら資金繰りが大変なのではないでしょうか?
こちらも個人とはいいながら数百万円かけた設備が動きもせず冷たい雨に打たれているのが空しいのですが・・・(T_T)
また、ご近所の方々から「太陽光発電ってどう?」って関心を持って聞かれるのですが、まだ稼働していない云々・・・というと、皆さん驚かれています(^_^;

続報 リノベーション 太陽光発電+蓄電池システム 未だ稼働せず!2023年10月11日 13:08

先に『**リノベーション 太陽光発電+蓄電池システム 未だ稼働せず!』と題していろいろ書き込んできていますが、現時点でも我が家の太陽光発電+蓄電池システムはまだ稼働していません(^^;
ここで、今一度家庭用(自己所有の場合)太陽光発電システム設置から稼働までの流れについておさらいしておきたいと思います。
JPEA太陽光発電協会のHPに分かりやすい図があったので、それをもとに我が家の場合の進捗状況を説明します。


関係者は「設置者」「販売店・施工業者」「経済産業局/JPAC」「電力会社」「自治体等」です。
私の場合は以下となります…

「設置者」―――――――私
「販売店・施工業者」――パナソニックリビング中部
「経済産業局/JPAC」――JPACはJPEAの傘下にある組織で“代行申請センター”といい、経済産業省から委託を受けている独立組織で、事業内容として主に以下の3つが挙げられます。
●認定代行申請(50kW未満の太陽光発電事業)
●改正FIT法への移行認定代行申請(全電源)
●年報報告の受付および代行報告(発電出力50kW以上も含む)
つまり、私たちが太陽光発電システム導入する場合、“代行申請センター”に電子申請を行うことになります。
「電力会社」――――――北陸電力(契約先は北陸発送電)
「自治体等」――――――私の住む地域では補助金制度がないため、今回は関係ありません。

今回は、リンベーション業者と販売店・施工業者とも「計画」「システム経済性等検討」「設置検討」を十分に打合せし、販売店・施工業者に電力会社や代“代行申請センター”への代理申請を全て任せました。
申請書類関係の情報を販売・施工業者に提出したのが3月末。業者が“代行申請センター”に代理申請したのが4月中旬頃でした。
現在は『認定通知』を待つのみとなっています…
前回の『訳(わけ)…リノベーション 太陽光発電+蓄電池システム 未だ稼働せず!』にも書いているように、様々な事情で認定に時間を要しているようですが、こちらはともかく待ち続けるしかありません…(^^;

業者が“代行申請センター”に代理申請してから早6ヵ月が経過し何の音沙汰もなかったのですが、この三連休直前の10月6日夜、その“代行申請センター”より初めてメールが入りました。

その内容は、“代行申請センター”HPの電子申請マイページにログインして“設置者”の申請“承諾”か“拒否”をして下さいというものでした。
そもそも代理申請しているので申請内容の詳細は知らないのですが、今回のメールには申請ID等が記入してあり、改めて設置者のログインPWを設定してくれとのことでした。

指示に従い、申請内容を確認して“承諾”手続したところ、「申請状態」が「設置者承諾済」になりました。
ん?「設置者承諾済」ってどういう意味?と疑問に思い、調べたところ「代理申請内容について設置者の承諾が得られたので、“代行申請センター”がこれから代行申請します。」という意味なんですね(^^;
え!?今になっての申請受付で、これから審査ってこと???

この状況について代理申請してくれた販売店・施工業者に確認したところ、「はい、申請を正式に受理し、今から審査の順番に着きます…」という返事で…しかも…「10月からインボイス制度も始まり、“代行申請センター”やお役所が更に混乱しているので、いつ正式な認可が下りるか想像できません(^^;) ただ、今年度のFIT制度適用のお墨付きは付いたことは間違いありません」と…

正直…この驚くべきお役所仕事の遅さに開いた口がふさがりません…
今年は酷暑が続き、10月に入ってから一気に気温が下がってきました。こちら雪国ですか2カ月もしないうちに雪が降りはじめます…積雪時期に稼働開始なんてならないでしょうね!?(T_T)

訳(わけ)…リノベーション 太陽光発電+蓄電池システム 未だ稼働せず!2023年08月10日 10:15

7月26日に『リノベーション 太陽光発電+蓄電池システム 未だ稼働せず!』と題してグダグダと書き込みましたが、ここにきてようやくその“わけ”が見えてきました…
裏には相変わらずの国のエネルギー政策の混乱と電力会社の陰謀(^^;が見え隠れしていま…した…
(ちょい刺激的な書き方でスミマセン(^^ゞ)

もし、この書き込みに興味がある方は先ず7月26日の『リノベーション 太陽光発電+蓄電池システム 未だ稼働せず!』をお読みいただき、以下に進んでください。

・・・・・・・・・・・・・・・・・

まず最初に…

先の書き込みに出ていた疑問

「売電」スタートを待たずに「自家消費」だけを開始できないのか

ですが、この結論はNG!でした。
システムがまだ認定されていない場合、公共の電力線と連係(接続されている)状態で勝手に太陽光発電の起動スイッチを入れると、自家消費以外の余った電力が公共電力線に流れ出してしまい、これが重大な違反行為になるとのことです。
家庭の電力のIN・OUTはスマート電力計でOnlineで把握されており、すぐにこの行為はばれてしまうとのことです。

もっとも、太陽光発電システムを『自立』(公共電力線と切りはなされた状態)で利用すると、外に電力が出ることが無く、家庭内だけで完結するので行けそうですが、不安定な太陽光発電で家の中の電気を安定的に利用しにくいというリスクを抱えてしまいます。
ま、蓄電池を利用すると使い辛さは軽減されるでしょうが…ちょいと面倒でしょうね…

ようは、太陽光発電+(蓄電池)+公共電力の連係が安定的な家の電気利用に欠かせないということなんですね。
そして、それを実現するにはスマート電力計を介した電力のIN・OUTの“契約”と“認定”がしっかりと成り立っていないといけないということです。

つまり、現在“使えない”という状態は“契約”と“認定”が整っていないということなんですね!
これを無視してしまうと…何らかのペナルティが後々課されることになります…(^^;

さて、今の状態、“契約”と“認定”が整っていない原因ですが、前の書き込みにも書いたように

 ①電力会社との買取契約
 ②資源エネルギー庁の認定

の内、特に②の認定遅れが大きなネックになっているとのことです。
認定遅れについては、
 ・電気料金高騰による太陽光発電申請の急激な増大
 ・様々な再エネ設備の増加による申請の急激な増大
 ・国のエネルギー政策のゆれによる混乱
等々が言われていますが、これは消費者である我々としていかんともし難い事で、お役所さん!ガンバレ!としか言いようがありませんよね。

ところが今回見えてきたことがあります・・・

現在のネックは「②資源エネルギー庁の認定」の遅れです。
この「②資源エネルギー庁の認定」って何の認定?かと言えば…
簡単に言うと、国が再生可能エネルギーを固定価格で買い取ってくれるFIT制度への認定(設備認定)なんです。
さて、そのFIT制度とは…と言い始めると長くなるので、ここはネットで沢山の説明がなされているので割愛しますが、ようは再生可能エネルギーの促進を図るため、高い価格で電力を一定期間電力会社買い取らせる制度を作り上げたのです。
(その際の高い買い取り価格との費用負担を消費者側から「再エネ発電賦課金」として回収していますが・・・(^_^;)
以下に簡単な図をupしておきますから、ジッと読み解いて下さいね(^^ゞ


このFIT制度への認定(図中の左下、「設備を認定」というところ)にワァ~!と多くの申請が押し寄せ、それに加えて国が将来のエネルギー政策(原子力やカーボンフリー等々も複雑に絡んでいます)をどうするかで悩んでいることが、認定の交通渋滞を引き起こしているようなのですね(^^;

ところが、ここにきて大きな方向転換があったようです…

いやいや、別にお国の規制(FIT制度)に従わなくても、個人や企業と電力会社が独自の買取価格契約を結べばいいじゃん!ということなんです。
これが「小売電気事業者の選択的な 非FIT再エネ買取り」という契約なんですね。
上に書いた「①電力会社との買取契約」は「②資源エネルギー庁の認定」で決まったFIT制度買取価格で買い取りますという契約なのですが、ふん詰まり渋滞の「②資源エネルギー庁の認定」ではなくて、スイスイすいている「③電力会社との独自の買取(非FIT再エネ買取り)価格契約」を結べば…時間は少し必要でしょうが…太陽光発電システムが比較的スムースに稼働する!ということなんですね♪♪♪
ちなみにこの③は一定期間のFIT制度終了後(卒FIT)に利用されている制度です。

しかし、これから太陽光発電を利用する身には・・・一つの踏み絵がしっかりありました!

簡単に言うと…

A:FIT制度を利用すると…電力買取価格が16円/Kwh(2023年住宅FIT単価)で10年間固定保証、10年後非FITで再契約必要

B:電力会社との独自買取(非FIT再エネ買取り)契約を利用すると(北陸電力の場合)…8円/Kwh(2023年住宅非FIT単価) 固定保障無し

ただし、前者はいつ認定が下りるか分からない(最近は・・・1年ほどかかるという噂も・・・)、後者はすぐに稼働開始できる

これ!どう思います!???
既に設備が完成し、費用も支払い済み…なのに設備が動かない!いつ動かせるかも分からない!という状態で、早く稼働させるなら買い取り価格が安い非FITで・・・って(^_^;
消費者をもてあそんでいると思いませんか?

リノベーション 太陽光発電+蓄電池システム 未だ稼働せず!2023年07月26日 05:32

先月6月29日に新居の引渡しを受け、今月に入って生活を始めた我が家…
実はまだ引渡しを受けていないものが一つ残っています!

それは「太陽光発電+蓄電池システム」なんです!

以前にも紹介していますが、導入したシステムはPanasonicの「創蓄連携システムS+」です。
システムの基本構成は以下の通りで・・・


出力200V&蓄電容量11.2kwh(5.6kWh+5.6kwh)電力切替ユニット(60A)単相3線用ですが、今回導入したのはこの内蓄電容量が半分1系統の5.6kWhのシステムです。
つまり、必要性があれば更に1系統5.6kWhを増設できる余地を残すものです。
太陽光発電は300Wのパネルを12枚、合計3.6kWです。
二人所帯なので先ずはこの程度でよいのではないかとの専門家からのアドバイスに従いました(^.^)

このシステム、5月中旬にパネルを屋根に設置し、6月中旬までにはその他のシステム機器や配線も既に設置されています。
が、まだ稼働の予定さえ分かっていないのです!

毎日お天道様がギラギラひかり、家の中ではエアコンをガンガン稼働し…この6月から約1.5倍にも高~くなった電気を消費しているのですが…(T_T)
なんでこんな大事な時期にシステムが動かないの!?ヽ(`Д´)ノプンプンですよねぇ(^^;

実は3月末には各種申請書類を準備し、施工業者に渡していました。
今から思えばその時点では「家の竣工前後(約3ヶ月後)にはシステムを稼働させることができるだろう」との甘い見通しだったようです。
ところが、今(4カ月後)になっても稼働開始見通しが???なのが実態なのです(^^;

自分なりにネットで調べてみたところ…

ーーーーーーーーーー

✓2023年の太陽光発電の売電開始までの期間は「契約から約3〜6か月」が目安

✓2017年の改正FIT法や、2020年の事業計画認定などの制度変化で待機期間がさらに延びている

✓太陽光発電の売電申請者が急増していることも、なかなか手続きが進まない原因のひとつ

ーーーーーーーーーー

とのことで、このまま指をくわえていたら秋以降になっちゃいますよね!(T_T)

しかし、よくよくこの情報を見てみると、問題となっているのは「売電」のスタートの遅れで、その原因は
 ①電力会社との買取契約
 ②資源エネルギー庁の認定
の内、特に②の認定遅れが大きなネックになっているとのこと。

しかし、これは「売電」に関する事であり、私のように蓄電池も導入して発電量も小さな自家消費型システムの場合は、「売電」スタートを待たずに「自家消費」だけを開始できるのではないでしょうか?
事実、ネット上を調べてみると…

 ・売電開始を待っている期間は、発電中にできるだけ多くの電気を自家消費するべき
 ・日中の自家消費が難しい方は、「蓄電池」に充電して夜間などに使う対処法がおすすめ

などと、同じような意見の記載も見つけました。

そこで、さっそくこの事を施工業者にトスしましたが、果たしてどんな回答が来るか…
現在、楽しみに待っているところです。

太陽光発電+蓄電池 見積額2023年01月15日 12:48

さて、今回のリノベーションの目玉の一つ、太陽光発電+蓄電池の導入については以前(2022年11月17日と12月17日)にupした「自家消費型太陽光発電システムを考える・・・」「耐震改修決定&リノベーション間取り微調整」でイントロ部分を書いていますが、Panasonicの「創蓄連携システムS+」の
 太陽光発電:3.6kW
 蓄電池容量:5.6kWh
を提案されていました。
システムの基本構成は以下の通りで・・・


出力200V&蓄電容量11.2kwh(5.6kWh+5.6kwh)電力切替ユニット(60A)単相3線用ですが、今回の提案はこの内蓄電容量が1系統の5.6kWhのシステムです。
つまり、必要性があれば更に1系統5.6kWhを増設できる余地を残すものです。
太陽光発電は300Wのパネルを12枚、合計3.6kWです。
二人所帯なので先ずはこの程度でよいのではないかとの専門家からのアドバイスでした。
ただ、この時のシステム構成&工事費をざっくり見積もりして出てきた金額が・・・なんと700万円超えでした(O_O)

「いやいやこれはカタログ価格ですから・・・(^_^;」と工事業者は言ってはくれましたが、Panasonic担当者は「いや・・・価格が高騰していますし・・・早く手当てしないと・・・(^_^;」とちょいと打合せの場に気まずい空気が漂っていました・・・
しかし、私としては目玉の一つのなので工事業者に強く交渉して欲しいとお願いするだけでした・・・

確かに、昨今の建築資材の高騰はもちろんですが、特に蓄電池需要増とリチウムイオン電池不足&半導体不足による製造コスト増かつ導入工事費用の高騰で全メーカー20〜30%以上も値上がりすると言われていますし、今話題のEVの値上げも尋常ではないとのニュースが話題になっておりかなり心配です。

もし、想定していた予算250〜300万円を遙かに超える見積が出てくるようであれば、太陽光発電パネル設置のために瓦屋根を軽量金属屋根に替える事も含めて大幅に計画を見直ししなければならなくなります(^_^;
いやいや、今後の「オール電化」&「夏涼しくて冬暖かな家」で過ごすセカンドライフを考えると・・・何としてでも成し遂げておきたい大きな目玉なのです!

で・・・今回の見積です・・・・・・o(^_^;oワクワク

・・・・・・見積書を読み解くと・・・・・・300万円前半!
ん〜〜ン!なんとか踏みとどまりそうです(^_^;

耐震改修決定&リノベーション間取り微調整2022年12月17日 07:26

昨日、耐震改修担当建築士とリノベーション工事業者が来て、家の構造確認および最終実施内容案の確認を行いました。
先にも書いているように、本年度の耐震改修補助利用のためには年内に申請し、2月末まで改修工事を終えなければなりません。
間取りを最終確定した上で、耐震計算から改修内容を決定となるわけですが、昨日の打合せで耐震改修に影響する間取りは決定しました。

工事は耐震改修とリノベ工事を1次と2次に分け、1次で年明けから耐震改修工事を行い2月までに検査完了し、2次で3月からリノベ工事を行うことになりました。
完成は5月末を目標としました。
先ずは耐震改修の申請書と工事契約を来週末までに結ぶことになりました。
耐震改修支援は経費の4/5補助で私の地域(富山県砺波市)では補助上限額が100万円となるので、フルに活用する計画です。


リノベの間取りは耐震改修に影響しない内容でまだ微調整は必要ですが、昨日の打合せで以下の点について追加検討と要望をお願いしました。
 ①今後の老後生活を考えて、車椅子でも生活できるよう玄関や各部屋の出入り間口を考慮して欲しい。
 ②家の断熱強化を徹底して欲しいので、壁断熱を通常より強化して欲しい。
 ③窓は適材適所でトリプルガラスを使って欲しい。
 ④太陽光発電&蓄電池システムについて専門家の意見を確認したい。
①〜③については了解を取り付けましたが、唯一トイレが車椅子利用を可能とすると面積的に難しいということで、検討はするが・・・と言うことです・・・
④については来週にメーカーとの打合せを設けてもらうことにしました。
ちなみに、今提案を受けているのはPanasonicの「創蓄連携システムS+」で
 太陽光発電:3.6kW
 蓄電池容量:5.6kWh
です。
以下の図は出力200V&蓄電容量11.2kwh(5.6kWh+5.6kwh)電力切替ユニット(60A)単相3線用の例ですが、提案はこの内蓄電容量が1系統の5.6kWhのシステムです。


つまり、必要性があれば更に1系統5.6kWhを増設できる余地を残すものです。
太陽光発電は300Wのパネルを12枚、合計3.6kWです。
二人所帯ですし、先ずはこの程度から様子見かと思いますが、オール電化仕様と稼働効果の具合を専門家から聞きたいと思っています。

さて、もう一つ・・・
実はLDKの収納が少ないのではないか?、特にキッチン廻りに関わる不安が残っています・・・
これについては妻の意見が強く反映されるので、今日はこの後キッチン関係メーカーのショールームを廻り、先ずは妻のイメージを固めていきたいと思っています。

自家消費型太陽光発電システムを考える…2022年11月17日 05:50

先日の投稿「我が家のリノベーション その1(検討スタート) 」で少し触れましたが、この機会に太陽光発電を導入したいと考えています。
ベースが築5~60年の家ですから今の瓦屋根のままでは耐震性能的に厳しいので、金属屋根など軽量な屋根に変更しなければならないようですが、機会が機会なので本格的な検討を進めたいと思っているところです。

さて、今回導入したいと思っている太陽光発電は「自家消費型」です。

一言で自家消費型といっても「全量自家消費型」と「余剰売電型」があるそうです。
つくった電気をすべて自家消費するのが字のごとく「全量自家消費型」、自家消費しきれずに使い切れなかった電気を電力会社へ売れるのが「余剰売電型」ということですが、後者の方が現時点では融通性が高いようですね。
たぶん導入するなら「余剰売電型」の自家消費型太陽発電システムになると思いますが、この辺りは専門の方と十分に協議する必要があると思っています。

ところで、太陽光発電を導入された方々の話を聞くと…「儲かった」「損した」との話題が必ず出てきます。
それは当然ながら安くもない設備投資ですからその投資に対する売電や買電削減による収支、つまり“投資対効果”を求めるのが大きな目的だからですね。
確かに太陽光発電導入期には売電価格が高く設定されていたこともあり、投資回収が何年で元が取れる…なんて話がよくされており、売電価格低下とともに「太陽光発電は儲からない」とか「損をする」なんていうネガの話しが多くなってきように感じていました(^^;
もっとも最近はシステムそのものが安くなってきたので、売電価格の低下に見合う“投資対効果”もまんざらでもないとか言われているのも耳にします。

実は私が今回のリノベーションの際に太陽光発電導入を考え始めた理由はこの“投資対効果”話とは全く違った観点からなんです。

リノベーションにあたっての妻との会話で出てくるキーワードをいくつか挙げてみます。
 「電気料金」
 「エネルギーコスト」
 「値上がり」
 「高断熱・高気密」
 「結露」
 「高齢化」
 「オール電化」
 「リタイア生活」
 「もったいない」
 「倹約」・・・

これらは妻とのこんな会話によく出てきました…
 「夏涼しくて冬暖かな家にしたいよね!」
 「エアコン、床暖房…エネルギーいっぱい使いそう…」
 「高断熱・高気密しないといけないね!」
 「高気密にすると結露が心配…乾燥機?…いやいや加湿器…ムダが増えそう(^^;」
 「お風呂はガス?電気?…燃料費高そう! 灯油は?…もっと高くなるよきっと…」
 「料理はガスでやりたいけどLPガスは高いしね…」
 「電気もガスも値上がりしてきているよねぇ」
 「歳とともに火を扱うのは危ないからオール電化かなぁ…鍋釜変えるのもったいない」
 「リタイヤすると24時間家にいるからエネルギー消費増えるよ~~どうする?(^^;」
 「歳とともに目が悪くなったから暗い家いやだ!?…でも照明が増えるのもったいない!」
 ・・・・・・・・(他多数(^^;)

こんな会話をしている時に必ず出るのが…「もったいない」…そう、私たち夫婦は結構倹約癖が身についている世代なのです。
特に妻は恐ろしく倹約家で、様々な面でスイッチを切り、栓を閉めて廻るとともにいつも私が指導されます…もったいないことしないで!と(^^;ゞ
これはこれでありがたいし良いことだと思うのですが、少々やりすぎ感を常に感じていました。
たぶん、今回のリノベーションでこれまでの生活よりエネルギー使用量が大幅に増えるは間違いないと思っています。
問題は妻の行き過ぎた倹約癖でスイッチを切りまくる、使わない…ということになりそうな予感なんです…
例えば…〇〇は使わなくて我慢!♪…とか、…付けっぱなしはもったいないから必要な時だけ!…なんて言う場面がいくつも浮かび上がります(^^;
「スイッチ入り切りするより連続運転の方がトータルエネルギー消費量が少なくて省エネなんだよ!」といくら言っても、理屈よりも“もったいない心”がスイッチを切ってしまうのです。
一番心配するのが、もし私が先にあの世に行って妻が一人暮らしになった時…もったいない、我慢で生活するのはないか、と心配になっているのです。

その過剰な“もったいない心”や“倹約心”が起きないように、健康に負荷のかからない住環境を創り出すエネルギーを自家生成自家消費できるシステムを造っておきたいのです。

つまり、エネルギーを造るシステム「太陽光発電」、そしてその電気を溜めて夜も使えるようにする「蓄電池」とセットにした自家消費型太陽光発電です。
売電は全く目的ではありません。
たぶん近い将来には電気自動車もこのシステムに加わるかもしれません…

快適で無理をしない生活を営むための投資ですから、「儲かる」「儲からない」は全く関係のない話です。
老後のために節約!…なんて頑張ってきたのですが…もう老後ですから…(^^ゞ

どうでしょうか?