北海道旅行 三日目(函館・トラピスチヌ修道院 その2)2022年07月13日 05:39

45年程前に訪れた時の微かな記憶を目の前に広がる光景に重ねながら更に奥に進むと…
なんて美しい光景でしょうか…

ヨーロッパで数々の教会、大聖堂、そして修道院も訪れましたが、ここトラピスチヌ修道院はそれらに劣らず世界に誇れる景観を持っていると思います。

ここは女子修道院であるため、男子禁制なのですが、修道院の手前に広がる庭園だけが解放されています。
この庭園を歩くだけでも訪れる価値がありますね。

庭園の左側に行くと、こんなところがありました…
祠の上に聖母マリア、それを手前で祈る少女…

そう、函館市内のカトリック元町教会でも紹介した「ルルドの洞窟」です。
19世紀半ば、フランスのルルドでの奇跡、14歳の少女ベルナデッタ・スビルーの前に聖母マリアが出現したという奇跡です。
その場面がここにも再現されていました。

更に上に登っていくと…修道院の建物が広がっています…
立ち入れるのはここまでです…この奥は厳格な女子修道院の世界…

庭園の奥上部から入り口方面を眺めると…
修道院の前側庭園全体が眺められますが、観光客が入れるのはこの領域ですね。

しかし…日曜日の朝…誰もいませんねぇ(^^;

もう少し庭園を散策してから次の目的地五稜郭へ行きましょう…


ちなみに、資料館が開いていたので、資料を見て廻り、売店で修道院手作りのバタークッキーを買って後にしました。
このように入れる領域が広くはないので、ゆっくり見て歩いても30分もあれば済んでしまいますね…でも一見の価値ある所だと思います。

つづく…