エーレンブライトシュタイン要塞 その22017年06月10日 18:09

最後の壁を抜けると・・・
あらららら・・・全く様相が違う別世界が広がっています!
あのくぐった最後の壁の門は写真左端中央です。
あの圧迫感のある雰囲気が一変し、明るく開放感あふれる空間が広がっています♪

実は左側の建物の裏側があの銃眼が並ぶ石積みの壁で、こちら側が明るい黄色の色彩♪
こちら側がこの要塞の要の場所なんでしょう、きっと!
ぱっと広がった別世界・・・
学校の運動場より広い広場の先が・・・この天空の楽園です♪
いや〜〜眼下に広がるコブレンツの街を眺め、ランチを楽しむ人々で一杯です!

お腹減りました!
早速、ビールを注文し、美味しいランチをいただきます♪

っていうか、お腹のすきに負けて、先ずはランチ!
いや、ビールからですね(^_-)
ん〜ん♪うまい!
ここにはレストランがありますが、やはり皆さんは外でランチです。
かつての要塞内にあった建物を利用したのでしょう・・・内部には軍人関係の写真が一杯飾ってありました。
が、窓際にはこんなかわいい鉢も(^_^)
これがドイチェス・エックから見えていたエーレンブライトシュタイン要塞の縁です。
落ち込む絶壁の下には悠々と流れるライン川、そしてコブレンツの街が見渡せます♪
ん〜ん♪眺めは最高ですね♪
ここに詰めていた兵士たちも、時々見るこの光景に癒やされていたのでしょう・・・
エーレンブライトシュタイン要塞の広場、雲一つない晴天の下、すがすがしい時間が過ぎていきます♪

かつてはここで多くの兵士達が並び、観閲式など行われていたのでしょうね・・・
そう思うと、要塞などいらない平和な時代だなぁ・・・と。

エーレンブライトシュタイン要塞から見下ろすコブレンツの旧市街地とドイチェス・エックです。
コブレンツは約2000年の歴史を持つ、ドイツでも屈指の古い街です。
ライン川、モーゼル川の悠久の流れとともに歴史を刻んできたのでしょうね。
ライン川下流方面です。

紀元前よりヨーロッパ大陸の歴史に大きく寄与してきたライン川。
実は男性なのです!

あ、いやいや、ドイツ語の名刺には男性名詞と女性名詞があるということをご存じの方もおられると思いますが、河川の名称はほとんどが女性名詞なんですね。
ところが、このライン川は男性名詞なのです。
ドイツではライン川を「父なる川」と呼び、特別の敬意を持っています。

エーレンブライトシュタイン要塞 その12017年06月08日 20:22

ロープウェイの頂上駅から広い楽園を通り、エーレンブライトシュタイン要塞に入ります。
入り口のトンネルをくぐるとこの壁が威圧感たっぷりにドーンと立ちふさがります!

まさに要塞です!
エーレンブライトシュタインの歴史は古く、紀元前10世紀にさかのぼると言われていますが、史料に現れるのは11世紀頃のエーレンブライトシュタイン城からで、現在の姿になったのは1800年代だそうです。
中には様々な建物があり様々な年代を感じさせてくれます。
この建物は石のようなものを積み上げた外観が古さを感じさせます。
日本の木の文化とは異なる石の文化を強く感じさせますね。

この建物、中に入って分かったのですが・・・あちこちに独房のような小さな部屋があり、どうもかつては規律違反をした兵士の再教育の場だったのではないでしょうか。

ちなみに、第二次世界大戦末期のコブレンツ大空襲の際には、この要塞は爆撃されず、昔の姿をそのまま残されているそうです。
「要塞」という言葉からの先入観でしょうか・・・
なんとなく圧迫感のある空間、雰囲気を感じてしまいました・・・

ちなみに、左側鉄格子の中が独房でした・・・(^_^;
不気味さと圧迫感さえ感じる建物・・・興味津々で中に入ってみた・・・
ら、あらららマーケットです♪(^_^)
地元のワインから乾物、お土産物など、面白い物がいっぱい♪
ワインがグラス売りされていたので、つい一杯いただきました(^_^)
パンもひとかじり(^^ゞ

それにしても、改装してあるとはいえ、ここの建物は相当古いようです。
この周りの建物にはいろんな物が展示してありました。
これは葡萄酒を作るためのブドウの圧搾機ですね。
要塞の中で葡萄酒でも作っていたのでしょうか・・・
所々に崩れた建物の一部をそのまま展示してありました。
古い建物の内部構造まで分かるような展示の仕方です。
一階の独房の前、監視室なんでしょうか・・・そこには当時のピストルも展示してありました・・。
さて、外に出てあの圧迫感たっぷりの壁の近くへ・・・
どうです、この緻密な石の積み重ね・・・
自然界に見られる溶岩が湧き上がってできた放射状摂理のように見えます。
当時の土木技術を駆使して組み上げられた巨大な壁です。
このエーレンブライトシュタイン要塞はこのような壁が幾何学模様的に何重にも重なっています。
要塞ですから、敵の侵入も防がなくてはいけません。
これら壁にあいている窓・・・よ〜く見ると外を見る窓ではなく、明らかに侵入してきた敵を狙う銃眼であることが分かると思います。
これは日本の城とも相通じる所がありますね。
この要塞に入った位置はコブレンツの街やライン川側の面から見たら反対側からです。
ライン川側は絶壁ですが、反対側は「そこは天上の楽園!?」で見られたとおりの平地でした。
つまり、平地側から攻め込まれたことを考えて、銃眼を備えた高い壁が何重にも重ねられているのですね。
そして迷路のような通りを抜けると・・・ここが最後の壁です!
ここを抜けると・・・別世界が広がっています・・・

エーレンブライトシュタイン要塞へ2017年06月07日 21:32

ドイチェス・エック近くからロープウェイSeilbahn(ザイルバーン)でライン川を渡りエーレンブライトシュタイン要塞へ向かいます。
スキー場で見かけるゴンドラの大型版ですね。
ギュイーンー♪
快適に出発〜♪
天気が良いので爽快です♪
景色も広がってきました♪
眼下にはライン川が優雅に流れています♪

ここコブレンツはライン川の船旅の重要な基地です。
ここから上流のビンゲン・アム・ラインまでの間が「ライン渓谷中上流部」という世界遺産に登録されています。
ドイチェス・エック(ドイツの角)です。
ヴィルヘルム1世騎馬像がどれだけ大きいか分かると思います。
ライン川にはこのような大きな貨物船も結構な頻度で航行しています。
まさにライン川は物流の一大経路であることが分かる光景です。
ライン川を渡ってエーレンブライトシュタイン要塞へのロープウェイSeilbahn(ザイルバーン)もかなり上がってきました♪
眼下にはコブレンツの街、ライン川、合流するモーゼル川。合流地点のドイチェス・エックが一望です♪
左下隅には斜面に残るエーレンブライトシュタイン要塞の遺構も見えてきました。
そろそろ終点です。
「要塞」と聞いてやってきたロープウェイの頂上です・・・
なんと平坦な楽園のような世界が広がっていました♪
ここは広大な城塞公園として整備され、まともに見て回ると半日から丸一日もかかると思われます。
なんでも2011年に開催された連邦ガーデンショー (BUGA, Federal horticultural show 2011)で修復・整備されたそうです。

今回はそれほど時間を割くこともできず、要塞見学コースへ・・・
それでは要塞の中へ・・・

コブレンツ散策 その32017年06月03日 13:38

モーゼル川に沿って今日の目的地の一つライン川との合流地点、ドイチェス・エックに向かいします。
中央右奥、旗の立っている場所がDeutsches Eckです。
そして、ライン川の対岸の丘にはもう一つの目的地エーレンブライトシュタイン要塞がはっきり見えてきました。
モーゼル川河畔沿いはご覧のように綺麗に整備され、この日のように晴れているときには絶好の散歩コースです♪
この時期4月になると新緑が美しく、花壇にも花が咲いてすがすがしい春を感じます。
ちょうどライン川から大きな船がモーゼル川に入ってきました。
このタイプの船はホテル機能を持ったリバークルーズ船で、たぶんライン川とモーゼル川を何日もかけてクルーズしているのでしょう。
仕事をリタイヤしたら、ゆったりとこんな旅をしたいものです。
ライン川にモーゼル川が合流する地点、ドイチェス・エック(ドイツの角)に来ました。
ここの名は、ドイツ騎士団の騎士たちによって付けられ、皇帝ヴィルヘルム2世が自身の祖父にしてドイツ帝国の設立者であるヴィルヘルム1世に感謝の意を表し特別な記念碑を1891年に建てました。
それがこの騎馬像です、
川面から37メートルの高さもある記念碑です。

ちなみにライン渓谷中流上部は世界遺産に登録されていますが、ここドイチェス・エックも含まれています。
逆光で姿をうまく取りきれないのですが、太陽の位置を利用してキラリ♪
ドイツ帝国!って感じで強調してみました(^_^)

さて、この騎馬像ですが、ドイツ帝国の象徴でもあることから、1945年にドイツ帝国同様に連合軍の爆撃を受け瓦礫の山と化しました。
しかし、「過去の過ちを忘れないための記念碑」とされ、今の騎馬像は1993年に再建されました。
騎馬像の背後、統一した王国の紋章でしょうか・・・
ぐるっと騎馬像を囲んでいます。
この騎馬像の台座の下まで登ることができます。
ちょうど騎馬像の真下から見たドイチェス・エックです。

この名前、ドイツの居酒屋みたいな響きですが、ライン川とモーゼル川の合流点の砂嘴の名称です。 
1216年に両河川の合流点にドイツ騎士団が入植し、その名前が付き、その場所に皇帝ヴィルヘルム一世の帝国の統一に感謝して記念碑が建てられました。
その記念碑から見た角の先です。
右がライン川、左がモーゼル川です。
ここは2002年にはユネスコ世界遺産ライン渓谷中流上部の一部になっています。
巨大すぎ、眩しすぎて詳細が見えにくかったヴィルヘルム1世騎馬像・・・
このポイントを変えてようやく顔が見えました(^_^)
威風堂々、迫力ある騎馬像です。

ちなみに、このヴィルヘルム1世騎馬像はドイツ各地にありましたが、やはりドイツ帝国の象徴と言うこともあり第二次世界大戦、その後の東西ドイツ分裂によってかなりの像が破壊されたようです。
さて、この日の一つの目的地、それがライン川の丘に広がるヨーロッパ第二の巨大要塞、エーレンブライトシュタイン要塞です。

ドイチェス・エックのライン川の対岸の丘に見えるのがそのエーレンブライトシュタイン要塞です。
そこへは、ライン川をまたぐロープウェイで♪
ドイチェス・エック、ヴィルヘルム1世騎馬像からライン川上流沿いの道です。
ここも綺麗に整備され気持ちの良い並木道が続いています。
ここをしばらく歩くと・・・
対岸のエーレンブライトシュタイン要塞に渡るロープウェイ乗り場がありました。
その直ぐ横には9世紀創建といわれる聖カストル大聖堂(Die Basilika St. Kastor)が優雅に建っています。
この光景、まるで何処かのテーマパークのような光景に見えませんか・・・。
中世と現代が交差しています。

コブレンツ散策 その22017年05月30日 21:07

オープンカフェを横目で・・・お腹すいてきた・・・と思いながら、少し歩くと大きな教会が見てきました。
コブレンツで最も大きく古い教会、聖母教会です。
左下正面に入り口がありますが、その上の壁には聖母子像が立っています。

1180年に創建され、その後増改築や修復をされて現在に至るそうです。

春の新緑とともに見上げて・・・
聖母教会の鐘が鳴り、人々が入り口から入っていくのを見てσ(^_^)も中へ・・・
皆さん入り口にあるキリスト像の下で手を清めています・・・
これから日曜ミサが始まるのでしょうか、入ってきた人々は次々に席に。

1180年に創建という古い教会ですが、中はご覧のように清楚な雰囲気に包まれていました。
やはりここも先の大戦で被害を受け、修復されてきたのでしょう・・・比較的新しく見えました・・・

異教徒のσ(^_^)はこの辺で失礼します・・・。
さて、さらに旧市街地を進みモーゼル川の岸辺に向かいます。
振り返ると聖母教会の塔が天に伸びています・・・
小路の角を曲がると桜が咲いていました♪
ちょうどこの頃はドイツも桜が満開♪
一本桜でしたが街の雰囲気に溶け込んでとても綺麗でした♪
さらに小道を曲がって進み、振り返ると桜が小路から覗き、聖母教会の塔も・・・素敵な情景です♪
このあたりはかつての王宮近くで街並みにも昔の面影が色濃く残っていますね。

看板の「WeinKeller(ワイン貯蔵所)」が気になります(^_^)
で、ついついのぞき込むと・・・
ワイン樽をかたどったような壁・・・
右のドアの中がWeinKellerでしょうか・・・入ってみたい誘惑に駆られますが・・・(^_^;
しかし、この光景も趣がありますよねぇ♪
さらに進むとかつての館のような素敵な建物があちこちに見られます♪
この辺はやはりかつての王宮近くなので、一般庶民ではなくそれなりの身分の人々が住んでいた地区のような感じです。
旧市街地を南北に突き通り、モーゼル川の岸辺に出てきました。
目の前の山の麓にはライン川が流れ、目の先がモーゼル川との合流地点ドイチェス・エックです。
そして・・・山の稜線に見えるのがこれから行く現存するものとしてはヨーロッパで2番目に大きい要塞、エーレンブライトシュタイン要塞です。

コブレンツ散策 その12017年05月29日 20:45

今回のドイツ行きは、チケットの都合で日本を土曜日に発ちました。
ということは、久々にドイツで日曜日♪
さて、どこへ行こうか♪って迷うことなく、コブレンツへ(^_^)

実は、以前にも土日をまたいでのドイツ滞在があったのですが、この時はあいにくの雨模様でこのコブレンツ行きを断念したことがありました。
コブレンツは電車移動で何度か通っており、車窓から美しい街だなぁと以前から気になっていたのです。

ようやく念願叶ってのコブレンツ!
しかも見事な快晴♪

ボンからローカル電車で45分、やってきましたコブレンツ中央駅です♪
コースは決まっていました(^_^)
駅→旧市街地→ドイチェス・エック→ロープウェイ→エーレンブライトシュタイン要塞→ロープウェイ→駅
です♪

先ずは旧市街地へ・・・
コブレンツ中央駅から北側の旧市街地に向かって歩いて行くと、美しい教会が目に入ってきます。
ヘルツイエズ教会(Herz-Jesu-Kirche)です。
内陣のある南側の外観ですが、丸みを帯びたロマネスク様式の美しい教会です。
歴史は意外と新しく創建は19世紀とのことで、やはり第二次世界大戦で破壊され戦後再建された物だそうです。

この教会は旧市街地の端にあり、旧市街地はこの教会の北側、写真の右側奥に広がっています。
ヘルツイエズ教会の中に入ってみました・・・
ちょうど日曜ミサが行われており、多くの人々がお参りしていました。
静かに・・・

こういうところではシャッター音は厳禁です・・・
コブレンツ旧市街の縁にあるヘルツイエズ教会の正面です。
非常に端正で美しい教会です。

横の道を奥にまっすぐ進むとコブレンツ中央駅へ、カメラの背後が旧市街です。

この教会の右手直ぐ横にKoblenz-Stadtmitte(コブレンツ・ダウンタウン)というローカル電車が止まる駅があり、中央駅まで行く必要はありませんでした(^^ゞ
ボンへの帰りはその駅から電車に乗りました。
旧市街地に入ってきました。
道が狭くなり、がらっと街の雰囲気が変わってタイムスリップしたような感覚になります。
この街にはあちこちには小さな広場が点在しています。
その一つがこの Der Plan で、直訳すると‘計画’という広場です。
周辺にはバロック様式の建物が囲んでいますが、18世紀頃にザクセンの選帝侯Clemens Wenzeslausによる近代化計画によって整備されたそうです。
右側の石の碑のように見えるのが当時整備された水道だそうです。
小さな広場Der Planから出ると、出窓のような塔のある建物が四つの角に建っている交差点がありました。
思わずカメラを向けてパチリ♪
いかにも歴史を感じる雰囲気です♪
後で調べてみると、VierTürme・・・つまり四つの塔とよばれる観光スポットでした。
17世紀に建てられたそうですが、コブレンツの街は第二次世界大戦の時に市街地の9割近くが破壊されているため、戦後復元された物です。
こちらも小さな広場・・・Münzplatzです。

広場の一角に曰わくありそうな銅像があり、案内板がありますが何のことなのか・・・(^_^;
ただ、Münzplatzとは‘コインの場所’という意味で、このあたりにコイン製造所があったのではないかと勝手に想像しています(^^;ゞ
天気の良い日曜日のお昼近く・・・
ドイツでは天気が良いと決まってお店の中より外!
飲食店には必ずと言っていいほどお店の外にこんな光景があちこちに広がっています♪
どんよりと暗くて長い冬が終わり、春!の暖かな晴れを目一杯楽しんでいるのでしょう。
さらに旧市街に入っていきます・・・

ドイツへ2017年05月28日 14:55

最近、頻繁に海外出張があり、ドイツを主としたヨーロッパ、タイを主とした東南アジア、そして中国によく行きます。
もちろんカメラ同伴で(^_^)
何気ない光景もiPhoneで、ちょいと気になるとRX100M3で気軽に撮ってきます。
時には気合いが入ると一眼レフも持って行くことがあります(^_-)

さて、そんな風に撮りためた写真を気軽に紹介したいと思いますが、先ずは4/8〜4/14に行ってきたドイツ編を紹介します。
なお、PHOTOHITOでもup中ですので、気になる写真があったら見てみてください。

では、出発初日、羽田→フランクフルト→ボンの写真を紹介します。

今回の飛行機はルフトハンザ航空のB747-8です。
B747といえばジャンボで親しまれてきましたが、就航年数も経ち製造終了、日本の航空会社からも全て退役してしまっています。
が、ボーイングはエアバスの超大型機A380に対抗するため、B747を最新型に復活させました。
それがこのB747-8です。
今回はビジネス♪
ビジネスのトイレがいっぱいで待っていたら、CAさんがファーストのトイレに案内してくれました(^_^)
やっぱ、豪華でゆったりしてます!
アメニティも充実!
いつかはファースト!と言いたい所ですが、σ(^_^)にはビジネスで十二分です。ハイ。
羽田からフランクフルトまで約12時間・・・しかも大部分がシベリア上空です。
窓を覗くと・・・空に飛行機雲とお月様♪
フランクフルト国際空港への着陸態勢に入りました。
今回はライン川上空で大きく旋回し、滑走路に進入していきます。
眼下にはライン川がゆったり流れています♪
フランクフルト国際空港に到着しました。
乗ってきたB747-8を振り返ってパチリ♪
ここからドイツの新幹線ICEに乗って拠点のボンに移動です。
ここがフランクフルト国際空港に併設しているDB(ドイツ鉄道)の遠距離駅です。
ガラストラスの綺麗な駅です。
ちなみに、各駅停車とか快速のような近距離電車は空港ターミナルの地下に近距離駅が別にあります。
ICEの待ち時間があったので外に出てみました・・・というより、σ(^_^)スモーカーなので、外で(^。^)y-゚゚゚
ちょうど綺麗な夕日が♪
時刻は19時37分・・・4月のこの時間でようやく日没です。
日本ではこの頃の日没は18時過ぎですから約1時間半ほど遅いですね。
いかにドイツは日本より北にあるかと言うことですね。
ICEがホームに入ってきました。 ミュンヘン中央駅発ドルトムント中央駅行きICE514です。 目的地のジーグブルク・ボン駅まで一駅、時速300kmで約40分で行きます。
おっとっと・・・
乗車位置が前でした(^_^;
って、日本の電車とは違い、乗車位置はこの辺なのです。
よ〜く見てください、ホームのどこにも乗車口を示す位置看板なんてありません。
日本だと「何号車」って案内看板がありますよね。
ドイツでは何号車はこの辺に止まるだろうという位置情報はホームの列車表を見ないとわかりません。
しかもアバウト(^_^;
だから、日本に来た外国人の方々の驚きが「乗りたい号車が決まった位置にぴったり止まる!」ということなんです(^_^;
日本の鉄道に慣れきっている私たちは、海外に行くと列車の遅れに悩まされることが多々あります。
厳格なドイツでさえ、電車が遅れることは日常茶飯事なのです。
しかも、号車の並びがひっくり返ったり、ホームが変更したりすることなんてよくあること。
ホームの列車表を見て○○号車はC地点だな・・・って待っていたら、近くに止まった号車が全く違っていて、慌てて荷物を引っ張って走る、と言うことがよくあります(^_^;
もちろん、電車が入ってくる直前に構内放送で「今度のICE○○の号車番号は前後が逆になっているのでお気をつけください〜〜」って言っているようですが、ドイツ語が分からないと気がつきませんからね(^_^; ...

さて、今回は指定席なので、慌てることなくICEの一等車に乗り込みました。
実は、今回初めて利用したのですが、フライトと一緒にICEを予約しました。
しかも、ビジネスなら自動的に一等車の指定席。
しかも無料!

これまで、空港に到着してから券売機で時刻表を見ながら二等自由席に飛び乗っていましたが、時間帯によっては混んでいてよく立ち席で移動していました。
フライトを予約するときに到着後鉄道で移動する先が決まっていたら利用しない手はありません(^_^)
ジーグブルク・ボンには20時少し前に到着し、そこからタクシーでボン市内の定宿へ。
この夜は長旅の疲れと時差修正のためおとなしくベッドインです・・・