北海道旅行 五日目(札幌の夜)2022年08月16日 07:25

千歳空港からJR快速エアポートで約40分足らずで札幌駅に18時半前に到着!
ホテルは駅近く、北大正門付近で取ったので歩きで直ぐです(^_^)

ホテルにチェックインし、部屋に入って荷物を置いた後・・・さて、夕食を兼ねて札幌市内を少し散策しましょう♪
ま、夜の札幌散策は・・・
北海道庁旧本庁舎、札幌時計台、大通り公園ぐらいでしょうか・・・食事もあるのですすきのまで行くかどうかな?です。
食事場所は・・・実は事前調査で決めており、北海道庁と札幌時計台の間ぐらいにあります(^_-)

では、Go!

西5丁目・樽川通りを南に歩き、先ずは北海道庁旧本庁舎へ・・・
あらら!?
めちゃ高いクレーンが目に飛び込んできました(^_^;
ですって!
令和6年度完成予定だそうです(^_^;
ここでも残念!なのですが、周辺を散策し・・・さて・・・
しかし、時計を見ると既に19時半を過ぎています!
じゃぁということで、予定している夕食のお店に向かいました♪

ところが、目的のお店に行くと・・・長蛇の列!(O_O)
あちゃ〜!
お店の方に確認すると・・・「予約をして30分ほどお待ち下さい!」とのこと・・・
どうするか悩んだのですが、予約票に記入して30分の間で札幌時計台に行ってこようということにしました(^_-)

で、来ました!
札幌時計台です♪

ん〜ン♪ライトアップされてビルの谷間に美しい姿を魅せてくれています♪
ここは数年前にも訪れて、その小ささに驚いていましたが、今回はじっくりライトアップされた美しい姿を眺めることが出来ました♪

さて、本当ならばここから大通り公園、すすきのへと押しを伸ばしたいところですが、先ほど予約したお店に戻ります(^_^)
・・・
到着!即入店できました♪

ここは・・・この鍋です!
ハイ♪ここです(^_-)

「松尾ジンギスカン」です(^_-)

ここのジンギスカンはちょっと変わり種ですが結構評判が良いとのことです・・・
タレに漬け込んだ羊肉を焼くのですが、変わり種の鍋で野菜を少し焼いた後、タレで煮込みながらドームの上で羊肉を焼き込んで食べるというものです。
焼くというより煮込むという感じで、これがまた美味しい!のです♪
ビールも進みます♪(^_^)

さて、お腹も満足♪
ホテルに戻って休みましょう♪

札幌での夜の散歩&夕食は以下の足跡です・・・
明日は最終日、新千歳空港から富山に帰ります・・・

つづく

北海道旅行 五日目(美瑛→富良野→千歳→札幌)2022年08月14日 06:13

再会した「青い池」を後にして富良野へ向かいます。
当初は「富田ファーム」による予定でしたが、「四季彩の丘」の花の咲き具合を見て断念です。
それより遅いお昼ごはんをどこかで…(^^ゞ
富良野でどこかと思い携帯で調べると…むフフフ♪…小樽で希望がかなわなかった“蕎麦”の美味しいお店が見つかりました♪
そこをナビに入れ直行です♪
しかし、この辺りの蕎麦屋さん、レベルが高そうですね(^.^)

と、ところが!
ガ~ん!定休日です(T.T)
もう一軒!と探し出したお店も定休日…
どうも、今回の旅ではお店がお休みという運命が多いようです…

はぁ~どうする?と妻とガッカリしていたら、目の前に“フラノマルシェ”というショッピングモールが見えてきました。
じゃ~ここで美味しパンと牛乳でも仕入れて、どこか景色の良い所で食べようか、と(^^;

で、買い込んだのが…
牛乳も買い込んで、どこぞで食べようかとウロウロ(^^;
何のことはない、次の目的地千歳に向かう道すがらの富良野の大自然の中、車を停めてこんな大自然の景色を眺めて…(^.^)

美味しい空気も一杯吸い込んで大満足です♪
ちなみに、この前の写真の右隅に写っている木・・・
ここはどこだ?とスマホで調べていたところ「上御料の一本桜」という有名な桜でした。
春の咲き誇っている光景は綺麗でしょうね♪・・・とネットでその姿を探してみました(^_-)
いや〜素敵な光景です♪

で!この写真を見て、撮ってきた写真をもう一度見直してみました・・・
ありました!
iPhoneでほぼ同じ写真を撮っているではありませんか♪
ひゃ〜♪ 偶然です♪
とはいいながら「上御料の一本桜」と分かったので撮った一枚なんですけどね(^_-)


さぁ~って、後は千歳空港近くのレンタカー屋さんへGo!

下道をひたすら走り、途中、占冠の道の駅で休憩です。
数年前の北海道旅行では調子に乗ってスピード違反で捕まったので、今回はこんなのに目を付けられないように要注意しながらです(^^;
占冠ICから道東自動車道に入り、一路千歳空港を目指します…

そして、17時頃空港近くのレンタカー屋さんに返車です。

この日のドライブ行程は以下の通りでした。

返車後、空港に送ってもらってからJR快速エアポートでサッサと札幌駅へ!
今宵の宿は札幌駅近くです…

つづく…

北海道旅行 五日目(美瑛 白金青い池)2022年08月13日 06:24

さて、お花がもっと咲いていたら四季彩の丘でのんびり時間を過ごして、その後富良野の富田ファームに行く予定だったのですが、たぶん富田ファームも同様だろうと判断し、妻と相談した結果、急遽「青い池」に行ってみようということになりました(^.^)
数年前の北海道旅行、台風被害で青い池の色が変わった事件直後、夕方遅く行ったことがありましたが、今回は天気の良い日中です♪
四季彩の丘から「青い池」まで約15㎞、車で20分ほどでしょうか…
着きました♪
数年前に行ったときには池の周辺や駐車場もまだ整備されていませんでしたが、今や広い立派な駐車場や売店、トイレなどが整備されていたのには驚かされました。
白樺の遊歩道をほんのしばらく歩いていくと…

神秘的な「青い池」が迎えてくれます♪

ここは、あるプロカメラマンが発見し、ネットで紹介されてから多くの観光客が訪れるようになったそうですよ(^.^)
その後の観光化はすごいな、と…

それにしても美しい…
雲に隠れて全体の姿が見えていませんが、まだ雪が残る美瑛岳や十勝岳を背景にした光景はなお神秘的です♪

この池、十勝岳の麓の白金温泉の下流にあることから正式名称は「白金青い池」だそうです。
1988年(昭和63年)12月に噴火した十勝岳の堆積物による火山泥流災害を防ぐため、美瑛川本流に複数建設された堰堤のひとつに水が溜まったものだそうで、人工的な池なんです。
駐車場に周辺の案内板がありました。
十勝岳の麓、この辺りで温泉に浸かりながら夏の一時を過ごすのもいいですねぇ~♪

さて、予定外の寄り道でしたが、今日は札幌まで行かなくてはいけません…お昼ご飯もまだですし…ともかくも富良野方面へ行きます…

つづく…

北海道旅行 五日目(美瑛 四季彩の丘)2022年08月12日 06:14

着きました♪
「四季彩の丘」です♪

駐車場(有料)に車を停め、入り口に行って入場料を…と思ったのですが…なんとこの時期(6月21日)は無料です…??
はて、有料じゃなかったっけ?と思って調べると7月から9月が有料期間だそうです…
ってことは…いや~な予感…もしかすると…
入り口の建物を抜け、お花畑に近づくと…

あら~~…(^^;
咲いているお花、すくなぁ~~~…
(正直、車を走らせている時に周辺の状況を見ると花の時期にはまだ早いなぁ・・・と察しはついていましたが(T.T))

ちなみに一応花カレンダーを事前に見て6月中下旬だったらそこそこみられるかも?と淡い期待を持って来たのですが…ダメでした!
やはり訪れるなら7月中旬以降のようですね(^^;ゞ
とはいえ、一部咲いている花もあったので、その風景をどうぞ♪
ラベンダーの一種です♪
カラフルなポピーですね♪

今回は広大な北海道の丘陵に色とりどりのお花畑が広がる…という光景が見られず残念でしたが、その雰囲気が伝わるだけで満足でした(^.^)

さて、この四季彩の丘の後、同じような富良野の富田ファームにも寄ろうと思っていたのですが、たぶん同じような花の咲き具合でしょうね…
妻とどうしようかと相談した結果…別の場所へ行くことにしました!

つづく…

北海道旅行 五日目(小樽から美瑛へ )2022年08月11日 06:47

この日で北海道旅行五日目、6月21日(火)です。

この日の予定行程は結構ハードな設定です。

小樽→美瑛→富良野→千歳空港→札幌(泊)

千歳空港でレンタカーを返し、札幌までは電車移動を予定しているので車での移動は320㎞ほどです。
しかし、実際には…ナビの推奨コースで走ったのと、臨機応変にコース変更したことから約400㎞程走りました(^^;ゞ

さて、それでは先ずは小樽から美瑛へ行きましょう!

おっと、その前に…
朝、そこそこ早く目が覚め、天気も良かったことから、朝食前にちょいと散歩がてら前日に見てこれなかった旧国鉄手宮線跡を見に行くことにしました。
小樽の街の観光マップを見ると分かると思いますが、街のど真ん中に廃線が散策コースとして残っており、観光名所?として紹介されているのです。
泊まったホテルが小樽運河にかかる中央橋のすぐ横、地図の左上なので、ホテル前の中央通りを小樽駅に向かってほんの200m余り歩けばその旧国鉄手宮線跡に行けました。
廃線跡…とあったので遊歩道になっているだけかと思いきや…
ご覧のようにしっかり線路が残っている状態なんですね。
中央通りの大きな道路にもしっかり線路が埋まって残っていました。
しかも、線路内には自由に入り込むことができ、まさに遊歩道&公園ってな感じですね(^.^)
いつでも元にもどせる…つまり列車を通せるような状態です(事実、かつて蒸気機関車の記念走行イベントがあったようです)
なかなか面白い廃線の残し方です♪

この旧手宮線ですが、北海道の最初の鉄道である官営幌内鉄道(手宮駅 - 札幌駅 - 幌内駅)の一部として1880年(明治13年)11月28日に開通した路線だそうです。
その後の変遷で今の南小樽駅から桟橋駅までが貨物専用線になり、輸送量の減少により1985年(昭和60年)に廃止されたそうですね。

さて、朝散歩を楽しんでホテルに戻り、朝ごはんをしっかり食べてから出発です。
部屋を出る前に窓から外を確認すると…
うん!いい天気です♪

先ずはナビに美瑛町の「四季彩の丘」をセット!
札樽自動車道 、 道央自動車道と走っていきます…

途中、道央道砂川SAでトイレ休憩した時に、こんな張り紙がありました(^.^)
キタキツネ…北海道らしさを感じますね(^.^)

さてさて…な~んにも考えずナビの指示通りに走ってきたところ…「旭川」という文字が目に入ってきました…(・・?
どうも当初計画していた岩見沢を過ぎて三笠ICから一般道に降りて富良野へ向かう山越えコースではなくて、道央道を旭川まで突っ走って美瑛に下るコースをナビが選んでいたようです…
あら~所用時間はほぼほぼ同じようですが、距離的には遠回りをしていたみたいです(^^;

美瑛周辺は雄大な北海道の大地そのもので、緩やかな丘陵が広がって気持ちよくドライブできます♪
走っていると「セブンスターの木」「マイルドセブンの丘」「ケンとメリーの木」「ぜるぶの丘」等々の案内板が見え、寄り道したくなりますが、ここは我慢…「四季彩の丘」を目指します(^.^)

つづく…

北海道旅行 四日目(暮れ時 小樽運河)2022年08月08日 07:19

北海道旅行四日目6月20日の夜です。
お腹が重いといいながらもかなり重めのラーメンを食べてホテルに戻りました(^_^;
窓から見える小樽運河を見下ろし、日暮れ具合を確認してから再度撮影に出てきました♪

曇り空ですが、良い感じで暮れ始めています・・・
暮れ時の小樽運河です。




2回目の訪問なので大きな感動はなかったのですが、やはりこの夜景は素晴らしいですね♪

泊まるホテルはすぐ目の前・・・
今回のお宿は良いポジションでした♪

さて、ホテルに戻ってゆっくり休み、明日は富良野方面です♪

つづく・・・

北海道旅行 四日目(小樽 小樽運河へ・・・そして・・・)2022年08月07日 05:48

さて、ゲットしたご当地インク「夕映えの小樽運河」の実物を見て、どこかで夕食を食べてからホテルに戻ろうかと帰りの道は運河沿いの道をたどりました・・・
ところが、道すがら垣間見るお店・・・どうも食をそそられません・・・
妻ともども食べ続けの旅で胃が重いのです(^^;

そうこうしているうちに小樽運河の南端、浅草橋街園にたどり着きました。
ここは先に紹介した日銀通りと小樽運河の交差するところです。
ん〜ン、どんよりとした空模様・・・夕映えの・・・と言うわけにはいきませんが、雰囲気はありますね♪
ただ、18時少し前ですがこの時期はまだまだ明るく街の灯もこれから付くのでしょう・・・灯火に揺らめく運河風情はもう少し後のようです・・・

ということで、運河沿いの倉庫街を歩きながらもう少しお店を探してみましょう・・・
ところが・・・まだ時間が早いのでしょうか、人出がまばら・・・(^_^;
どのお店もパラパラかお客さん無し状態・・・前回来た時にはどこもかしこも人波でしたが、コロナの影響でしょうか・・・
結局、余りにも寂しいのでここでも夕食を取る気になれず・・・
宿泊ホテル前の運河上の中央橋街園まで来てしまいました(^_^;
ここも人出はまばら、左奥に見える運河クルーズチケット販売所にも人が見えないです(^_^;
まぁ〜観光地の閑散状態は予想以上です・・・

とは、いいながも夕食・・・どうしようか・・・と運河を眺めながら妻と相談です・・・
写真撮影にはまだ街灯も灯らないので早いですし、どこかで・・・
すると、妻から簡単な麺もので済まそうと提案(^_^;
折角小樽に来たのだから・・・とも思ったのですが、正直私も軽い物の方が良いかな?と、麺どころをスマホでチェック・・・
すると出てくるのがほとんど“小樽ラーメン”です(^_^;

どうしようかと相談の結果、ラーメンでもOKと言うことになり、ここに来る途中にあった店を目指しました♪
・・・
ところが・・・です。
目的のお店がクローズ!(T_T)
出迎えてくれたのがこの像だけ・・・
古き良き時代の小樽の街並みを再現した、小樽の名店が集う屋台村の「小樽出抜小路」というところで、この像は丁稚奉公から事業を興し、腕一本で成功した小樽の先達をイメージした「うだつ小僧」という商売繁盛、立身出世をかなえる、小樽出抜小路のシンボルだそうです。

しかし、廻りに何軒もの食べ物屋さんがあるのですが、メニューがが重そうなのと・・・なによりお客さんがいないのです(O_O)
クローズしているお店も多いこと!

で、近くで探し出したのがここ!
注文したのが・・・店の名前が付いた“さんぱちラーメン”
とても美味しかったですが、胃が重い時に食べたいのは本当はおそば程度だったのですが・・・ね(^^;ゞ

しかも、後で調べて分かったのですが、この「さんぱちラーメン」は札幌市を拠点に海外にも店舗を展開するラーメンチェーン店で、“小樽ラーメン”ではありませんでした(^_^;
ま、美味しければOKなんですが、今から思えばしょぼい小樽の夜の食事でした(^^;ゞ

さて、先ほど最初の目的のお店があった「小樽出抜小路」というところはこんな風流なところでした♪

しかし、ご覧のように一部のお店が開いてはいますが・・・お客さんが・・・ほとんどいないのです(^_^;
ヤバいですよねぇ〜コロナの影響???
飲食店の皆さん大変です!

さて、食事を終えて運河の方に戻ったのですが・・・
19時を過ぎてもまだ運河沿いの街灯は灯っていませんし、まだ明るいです・・・
ま、しょうがないので運河沿いを散歩して一旦ホテルに戻りましょう・・・
運河沿いの倉庫レストランもこの時間でもお客さんは少ないですねぇ・・・(^_^;

ホテルで一休みしてから夜の小樽運河散歩に出直します。

さて、小樽オルゴール堂からの足跡は以下の通りです・・・

つづく・・・

北海道旅行 四日目(小樽 堺町本通り その2)2022年08月05日 07:17

更に堺町本通を進むと「北一硝子」という文字が目に飛び込んできました。
「北一硝子」はここの辺りには7軒ほど店舗が並んでおり、小樽市内には直営店が10店舗ある小樽ガラスの老舗だそうです。
実は歩きながらスマホで小樽ガラスの“ガラスペン”を探していたらこの「北一硝子」にあるのを見つけたのです(^_-)
早速…

ちなみに、「北一硝子」を調べてみると…先に紹介した「大正硝子」と同じく、1901年(明治34年)に創業した浅原硝子がルーツのようです。
以下Wikipediaからの紹介文です。

「当初は石油ランプの製造を行っていたが、当時活況を呈していたニシン漁用浮玉(ブイ)の製造も手がけ、飛躍的に業績を伸ばした。
プラスチックなどによる代替品の開発や漁業の衰退が進んだ1980年代には斜陽化が進んだが、小樽運河地区の再開発に伴い開設した観光客向けの常設ギャラリーが人気を博し、照明製造販売からガラス器の販売業への業態転換に成功した。
当初からの国内外のガラスメーカー・商社商品の仕入れ販売に加えて、現在では自ら企画する商品や傘下の工場の運営のほか、レストランやカフェ、また日本酒やワイン等の酒類販売も手がけ、小樽市内だけでも10店舗以上の直営店を構える。
この成功は、後に全国各地に出現した観光地型のガラスショップ・工芸館の先駆けとなった。」

とのことです(^.^)

さぁ~て、“ガラスペン”を求めて「北一硝子三号館」に飛び込みました(^^ゞ
店内は広く、見つけ出すのも難儀なのでさっさと店員さんに確認したところ別の店舗「北一プラザ」にあるとのこと。
そのお店はすぐ先に見つかりました♪

おぉ♪ありました、ありました♪
試し書きもできる状態です♪
さっそく・・・

ガラスペンは形状、色合い、文字太さなどかなり種類が豊富で、値段も¥3,000程度のお手ごろなものから¥10,000前後の気安く手が出ないものまでありました。
また、様々なペン置き類の小物も♪
見ていて楽しく、さっそく何本か試し書きをしてみました…
すると店員さんが寄ってきて…「いかがですか?当社のガラスペンは全てドイツで作家さんに作っていただいています。
(^.^)」
…あららららΣ( ̄ロ ̄lll)ガーン
思わず聞き直しました!「ドイツ製?」
答えは「はい!」
(T.T)
一気に買う気が失せました…
だって、ガラスペンの発祥は日本だし、しかも小樽ガラスのガラスペンが欲しかったのです!
ドイツに4年住んでいた身としては「ドイツ=万年筆」ですが「ドイツ=ガラスペン」のイメージは全くありませんから、ね(^^;

結果、小樽ガラスのガラスペン…諦めました(T.T)
ん~ン!残念!とあきらめてお店を出ようとした時…ガラスペンのすぐ横に置いてあるインク…
見慣れないボトルにパッケージ…
ん?ん?ン?
“Otaru Canal in the Evening”「夕映えの小樽運河」
“Otaru Canal at Night”「夜の小樽運河」
おぉぉぉ♪ご当地インクじゃありませんか♪♪
即Get♪♪♪です(^.^)

このインク、ガラスペンを販売する北一硝子の企画でセーラー万年筆が製造しているご当地インクでした。
この他にも
「晴れた日の小樽運河」
「らんぷの灯り」
「思い出のラベンダー」
もあり、全5色のラインアップがありました。
今回はこれから見に行くイメージで「夕映えの小樽運河」をゲットです♪

さて、ガラスペンにガッカリしつつも、思いがけないご当地インクをGetし気分もup♪
更に街ぶらを続けます♪

堺町本通りを歩いてきましたが、これまで紹介してきた“ガラス”“オルゴール”“昆布”“雑貨”だけではなく、港町と言えば“洋菓子”も当然ありますよね(^_-)
実は紹介はしてきませんが、ここに至るまで妻が洋菓子店もしっかり巡回しているのです(^^;
もちろん、お土産と自分用を買い込んで…σ(^_^)の両手には紙バックがぶら下がっています…

ここにも立派な洋菓子店がありました♪
堺町本通りの終点付近にある「小樽洋菓子舗ルタオ本店」です。
ここでもしっかり中に入って…試食&お買い上げです(^.^)

さて、この洋菓子店の前は交差点で、その手前はかなり広い広場になっています。
そこに建っているのがこの常夜灯です。
この常夜灯、「メルヘン交差点・常夜灯」といい、周囲がベンチのようになっているので、歩き疲れた観光客にとっては絶好の休憩ベンチとなっています(^.^)

ところで、常夜灯といえば街を照らす役目の他に位置を知らせる灯台的な役目もありますよね。
この常夜灯のある場所は小樽の港まで直ぐ近く、かつ交差する通りの名が「入船通り」ですから、素人目にもかつての港の灯台の役目を果たしていたのだろうと容易に想像できます。
事実、この常夜灯には歴史を示す銘鈑が組み込んでありました…
その銘鈑によると…
明治4年(1871年)、現在地のもう少し先にの小高い所に灯台が設置され、入船川河口にいかりを下す多くの舟の目印になったそうです。
その後港は北海道開拓の道央の玄関口として発展していきました。
実はこの灯台、明治7年に焼失してしまい(当時は木造ですからね(^^;)、その後再建されなかったそうですが、平成9年に記念すべき函館港先駆けの灯台として、近くのこの地(堺町本通りと入船通り交差点)に常夜灯として再建されたものだそうです。

さて、これまで散策してきた堺町本通り、ここで入船通りと交差してこの先は三本木坂という通りになり、観光散策としてはここでほぼ終点になるようです…
ですが、ここが「メルヘン交差点」と呼ばれる所以が目の前にありました♪「
横断歩道を渡った交差点角に立派な建物があるのです。
「小樽オルゴール堂 本館」です。
堺町本通り沿いには「小樽オルゴール堂」は数店舗あったのですが、この「本館」の風格は別格です。

先にも説明したように「小樽オルゴール堂」は創業が昭和42年(1965年)と比較的新しいのですが、この本館は1915年(大正4年)築の旧米穀商の木造建物を利用しているので、威風堂々の風格を感じるのです。
小樽市の歴史的建造物です。

ところで、この「小樽オルゴール堂 本館」の前に観光名物があります。
先の写真でちょうど観光客がカメラを向けていますが…
蒸気時計です(^.^)

外観は英国調ブロンズ製、高さ5.5メートル重さ1.5トンで世界最大の蒸気時計だそうです。
ボイラーで蒸気を発生させ、15分毎に上部にある5つの汽笛が優しさと温かさのある音でメロディーと共に時を告げるそうですが、この時はあいにく「調整中」とのことで実際にメロディーを奏でるのは見られませんでした。
この蒸気時計、カナダの“バンクーバー発祥の地”といわれるガスタウンにも同じ製作者による兄弟時計があるようで、ここ“小樽の発祥の地”であるメルヘン交差点には平成6年6月25日に設置されたものだそうです。

さて、「小樽オルゴール堂本館」の中に入ります…
どうです!?
これ、驚きのオルゴールだらけの大空間が広がっているんですよ!
この空間はオルゴール好きにはたまらないのではないでしょうか(^.^)
全てオルゴール♪
さすがに日本最大のオルゴール屋さんというのは納得できます!

さぁ~て、これでホテルを出てから約1.7㎞ほど色内大通り、堺町本通りと歩いてきましたが、ここがリターンポイントになりそうです。
この他に手宮線跡とか中央通り等々見どころがあるようですが、そろそろメインの小樽運河の様子を見ながら夕食場所を探してホテル方向に戻りましょう…

ここまでの道のりは以下の通りです。

では、戻りましょう…

北海道旅行 四日目(小樽 堺町本通り その1)2022年08月04日 05:42

さて、かつて「北のウォール街」と呼ばれていた色内通りを真っ直ぐ進み、小樽運河に流れ込む於古発川にかかる堺橋を渡ると堺町本通りです。
ここから通りの雰囲気がガラッと変わります。
先ず橋のたもとにあるのがこの風情ある建物…
大正硝子本店です。
更に川を挟んで…
小樽浪漫邸というアクセサリーを中心にガラス雑貨を取り揃えた女性にはとても楽しいお店です。

このようにいきなり味のあるガラス雑貨屋さんが並んでいましたが、これから通る境町本通り沿いにはこのようなお店が何軒もあります。
これが“小樽ガラス”なんです♪

ここでピカン♪
硝子といえば・・・ガラスペンですねぇ…♪
この先が楽しみになってきました(^_-)

さて、この小樽ガラスの歴史ですが…
生活必需品の「石油ランプ」と、漁業に使う「浮き玉」から始まったそうです。
明治中期(1890年頃)小樽は北海道の玄関口や国際貿易の拠点として、北海道開拓の重要な役割を担うものの、北海道は電気の普及が追いついていなかったため、ガラス製の石油ランプが各家庭での「あかり」として必需品だったようです。
一方で、古くから小樽は漁業が盛んであり、特に明治から大正にかけてはニシン漁の全盛期。
その当時、漁具として「ガラス製の浮き玉」を使用していました。
このため、小樽では実用的な石油ランプや浮き玉製造を中心とするガラス工業が盛んになりました。
しかし、電気の普及やニシン漁の衰退などで、その需要は減少傾向となり、実用性重視だったガラス製品を見直し、デザインにこだわり、ぬくもりや安らぎのあるものを生み出し、インテリアや小物などにも使われるようになっていきました。
それが市民や観光客にも喜ばれ、いつしか「小樽といえばガラス」と定着ていったそうです。
時代の変化とともに需要が減っていたガラス製品が、作り方や使い方を少し変えることで生まれ変わり、ガラスは小樽の文化へと根付いていったようです。

一方で、更に堺町本通りを歩き進むと、あちこちにオルゴールという文字を見かけます。
そう、小樽といえば“オルゴール”も一つのお土産物になっています。
この小樽オルゴール堂というお店は何カ所かあるのですが、この堺町通りの端に大きな本館があるのでその中を後ほど紹介したいと思います。
ところで、小樽とオルゴールの関係、ルーツですが・・・調べてもよく分かりません(^^;ゞ
小樽オルゴール堂がオープンしたのが1989年と比較的新しいそうですが、今では超有名になっていますね・・・

堺町本通りを更に進むと「出世前広場」という一風変わった看板が目に入ってきました。
その周辺もなかなか良い雰囲気です♪
なんでもこの「出生前広場」というところ、夢を抱き、身を立て名を上げようと、本州各地からこの地に渡って奮闘した小樽商人たちの年譜が垣間見られるところだそうです。
開拓時代から、明治・大正・昭和初期にかけて全盛を誇った小樽・・・この地で起業し、巨万の富を築いた人々によって、お金に糸目をつけない贅を尽くした建物が並ぶ界隈は今、小樽の観光資源になったようですね。

ぷらぷらと雑貨屋さん、お土産屋さんを覗きながら進んでいると、とある雑貨屋で発見しました!
昔懐かしアルマイト仕上げのアルミ洗面器です♪
これ、私の地元富山のアルミメーカーの製品です♪
が・・・既に20年前に無くなったメーカーですねぇ(^_^;
正真正銘のMADE in JAPAN・・・ですよ(^.^)
超懐かしくてパチリです(^^ゞ

更に進みます…
右に見える木造の家と石倉は小樽歴史的建造物の明治40年築旧小久保商店です。
今は先に紹介した大正硝子のお店とカフェになっているそうです…私は“硝子”に反応です…が…
妻の目はその先の「昆布」に行っています…(昆布王国富山の女です)(^^;

さて、ここまでの道のりは以下の通りです。
先の「北のウォール街」と呼ばれた色内大通りと真っすぐ繋がっているこの堺町本通り、全く様相が違い商人・庶民の通りであることが分かると思います。

さらに進みます…

北海道旅行 四日目(小樽 色内通り)2022年07月30日 06:56

この日は午後のスケジュールが予想外に崩れてしまい、この日の宿、小樽のホテルに16時前に到着しました。
取った宿は小樽運河沿いのホテルで、チェックイン後部屋に入ると眼下に小樽運河が見える部屋でした♪
ちょうど目の前が運河クルーズの発着場で、既にクルーズが既に始まっている模様です♪

さぁ〜て、小樽運河は夕暮れ頃から見ることにして、早く小樽に着いたのでその分これから街ブラを楽しみましょう♪
前回小樽に来た時は遅く着いた上に宿が山の中の温泉だったので、街中をほとんど見ていなかったので楽しみです♪

早速ホテルで観光マップをもらい小樽の街ブラ開始です♪
古き明治から大正、昭和の街へ・・・

先ずはホテルすぐ横にあった旧小樽倉庫からです。
中はCafeやお店になっていますが、奥に行くと広い中庭がありました。
ここは旧小樽倉庫の倉庫部分です。
明治26年(1893)に建てられた石造りの倉庫は、現在小樽市の歴史的建造物として保存され、市立博物館や物産館として再利用されているそうですが、屋根にしゃちほこが乗っているのが日本的ですよね(^_^)
さて、外に出てこの建物の先に進みます・・・
オシャレですよね(^_-)
この建物の続きで横は小樽市総合博物館「運河館」にもなっています。
結構大きい歴史的建造物です。

それでは大きな旧小樽倉庫を回り込み街中方面へ進みます・・・
ん〜ン、この界隈、古い建物と現代のマンションの対比が面白いです。
現代の中に浮き上がる古き良き時代の面影・・・ですね(^_^)
このレンガズクリの倉庫らしき建物はレストランになっていますね♪
古き建物の再利用・・・雰囲気が残ります。

さて、色内(いろない)大通りに入ってきました・・・

ここはかつて「北のウォール街」と呼ばれて繁栄した小樽のメインストリートだそうです。
明治32年に国際貿易港に指定され、樺太航路、欧米への航路が開設され、昭和初期にかけて北海道経済の中心地として栄えた小樽。
その栄華を色濃く残すのが色内通りで、明治後期~昭和初期に建てられた古い建物が並んでいる通りです。
特に今でいうメガバンク系が軒を連ねていました・・・が、今は美術館など第二に人生を送っています・・・
ここは旧三井銀行小樽支店、今は小樽芸術村となっているようです。
さすが大手銀行らしく重厚感がある建物です。

このかつての「北のウォール街」と呼ばれて繁栄した色内通りと交差する通りが日銀通りです。
日銀通り・・・その名の通り、交差点の向こうに見える歴史的建造物が・・・日本銀行小樽支店です。
明治45年から大正元年になる1912年7月に完成し、設計者は東京駅の設計者で有名な辰野金吾らが設計したものでだそうです。
かつての「北のウォール街」の中心になった建物ですが、今は金融資料館として解放されているそうです。

この界隈、今でも銀行が並んでいますが、その建物がどれも立派で驚きます。
さすがかつては「北のウォール街」と呼ばれていただけはありますね。

さて、この色内通りを真っ直ぐ進むと堺町通りに入っていきますが、その雰囲気はガラッと変わっていきます・・・

これまで歩いたルートは以下の通りです。

つづく