“終のすみか”について考える 我が家の耐震診断結果2022年11月06日 08:22

さて、我が家の耐震診断、約10日後に報告を受けました。

受け取った報告書は一軒毎に約50ページを超える予想以上に分厚いものでした!
個人情報は消してありますが、ご覧のような報告書2冊です。


診断した方が事細かに内容を説明されていきましたが、正直専門的なことはよく分かりません(^^;ゞ
が、パソコンで想定震度を加えた場合、家がどのように揺れて倒壊していくかというシミュレーション動画を見せて頂き、かなりヤバいという現実感を感じることができました(^_^;
さらに私達のところは多積雪地帯ということで、積雪1mでの解析も必須だそうです・・・
当然シミュレーション動画では明らかに積雪時の方が早く倒壊・・・です(^_^;

さて、肝心の耐震総合評価ですが、建築基準法の想定する大地震動(震度6強~7程度)での倒壊の可能性を評点で現してありました。
その評点とは・・・


で・・・我が家の診断結果は如何に・・・
耐震診断報告書のまとめページに記載されていた総合評価を示します。

【現住居】  上部構造評点のうち最小の値・・・0.12


【車庫兼倉庫】上部構造評点のうち最小の値・・・0.22


あちゃ〜(T_T) 両方とも<評点0.7未満 ×倒壊する可能性が高い>という結果でした!
かなりショッキングな評点です!
シミュレーション動画の倒壊の様子を見て相当悪そうだとは想像していましたが、これほど低いとは・・・

もっとも、診断士の方曰く、昭和56年以前の旧耐震の家は良くても0.5行くかどうかですよ。
今回の結果は特に悪いという数値ではないですよ・・・と、慰めに聞こえるフォローを・・・(^_^;

さて、結果は結果として仕方はないのですが、問題は耐震改修で評点1.0以上、いや可能であれば1.5以上にできるかどうかです。
そうでないとリノベーションする意味がありませんからね・・・

その不安に診断士(1級建築士)は「できます」と力強い一言♪
なんでも要所要所に耐力壁を配置すれば必ず評点1.0以上にできるとのこと。
ついては、具体的な間取り改修と耐力壁の配置と基礎強化の検討に入っていくのですが・・・どの建物をリノベーションするか!?です。

ここで、プロの意見も聞くと・・・
「現住居と車庫兼倉庫の評点の差はあまり気にする必要は無いが、築年数も踏まえると車庫兼倉庫をリノベーションした方が良いのではないか?」とのこと。

この意見で踏ん切りつきました!
住み慣れた築60年超の我が家を諦め、車庫兼倉庫をリノベーションすることに。

直近の状況はここまでです。

この段階で、

①大手ハウスメーカーA社には断りの連絡
④リフォーム&リノベーション専門の地元業者D社は間取り変更や耐震改修案を進めてもらい、見積もりまで進む事に
③地元工務店C社の現住居リノベーション案は上記D社の見積もりが出るまで対案として温存

することにしました。

今後は大きな進展があった時に、都度状況を報告したいと思います。

しかし・・・昨年から検討し始めた“終のすみか”探し・・・今年3月にはマンション住まい開始で快適な夏だぁ♪とぬか喜びした挙げ句、これまで同様な酷暑生活・・・何とか年末までに新しい住処と思いつつも迷路に入り込んでようやくここまでたどり着きました(^_^;
多分、この状況では順調に行って年明け頃からリノベーション準備工事開始ではないでしょうか・・・
今年も厳しい冬はいつもの我が家で・・・来年の夏以降は快適に過ごしたいなぁ〜(^^;ゞ