“特別な149”の誘惑 ***沼(万年筆、インク、紙)への序章*** ― 2022年02月01日 18:21
“特別な149”
それは“Meisterstück 149 Elbphilharmonie Special Edition”という特別版、限定版でした。
キーワードは“エルブフィルハーモニ― Elbphilharmonie”です。
その“エルブフィルハーモニ― Elbphilharmonie”とは、ドイツ・ハンブルクのエルベ川の中州に建つ、3つのコンサートホールに加えて、ホテル、マンション、プラザ、街のパノラマを楽しめる37メートルの高さで自由にアクセス可能な広場も収容する建物の名前です。
(2019年1月にハンブルクに行っているのですが、残念なことに滞在時間が足りず、遠くから眺めただけでした・・・)
実はハンブルクはモンブラン発祥の地で、お膝元ハンブルグの新しいシンボル「エルブフィルハーモニ―・ハンブルク Elbphilharmonie Hanburg”と2016年11月にスポンサーシップを締結しました。
その記念に発表したのがこの“Meisterstück 149 Elbphilharmonie Special Edition”なのです。
この万年筆は2016年11月4日、“Elbphilharmonie Plaza Shop”の開設時に販売されたのをはじめ、ハンブルク・モンブラン・ブティックで独占販売され、あっというまに完売になったとのことです。
この“特別な149”はモンブランを代表する最も人気のある“Meisterstück 149” をベースに、エルブフィルハーモニーの彫刻をキャップに施し、専用にデザインされたレッドゴールドのニブにはエルブフィルハーモニーの刻印が飾られています。
しかも、ニブサイズは特注のBBです!
ひゃ~♪♪♪見た途端・・・しびれました♪♪♪
これは正真正銘、ドイツの記念になる!
です(^.^)
“特別な149”入手♪ ***沼(万年筆、インク、紙)への序章*** ― 2022年02月02日 18:31
“普通”のMeisterstück 149を見たときには値札を見てたじろぎ、はぁ~~今日は見るだけ(^^;・・・と一旦気持ちが離れたのですが、“特別な149”を見たら再び火がついちゃいました(^^ゞ
・ドイツ記念としてうってつけ♪
・価格は“普通”のほぼ一割増しだが、クレジットカードで買える(^_^)
・どこでも手に入るものではない希少価値がある♪
・使いこなせない場合は・・・高く売れるかも?(^_^;
・本場ドイツの直営ブティックなので保証は間違いない♪
てな思いが駆け巡り、あっさり店員さんに「これ、ください。」と言っちゃいました(^.^)
横で見ていた相棒が、「え?!え?!え〜ぇ!いいんですかぁ??」と、少しブレーキをかけてきたのですが、私の心は既に決まっていました(^_-)
どこかのお店で買ったのと違い、モンブラン直営ブティックなのでしっかりと保証書なども目の前で記入され、世界保障で安心でき、なんか気分も高揚してしまいました♪
そして、店員さんがインクボトルを何種類か持ってきて「お好きなインクをお選びください。1つサービスでお付けします。」と♪
で、選んだのが“Midnight Blue”です♪
Royal Blueと最後まで悩みましたが、そもそもこの万年筆の一番の使い道は“サイン”を想定していたのでこのチョイスが正解でした(^.^)
なかなか渋い色で、今でもお気に入りのインクです♪
(日本のハンコ文化と違い、ヨーロッパでは何かと書類にサインが求められます・・・そこで使う重厚なペンが欲しかったのでしす・・・)
サービスのインク Montblanc Midnight Blue
Montblanc Midnight Blue 上品でグレーが強いBlue-Black系インク
アラートその1 ***沼(万年筆、インク、紙)への序章*** ― 2022年02月03日 18:43
2020年10月、LAMY Safariから極端にぶっ飛んで手に入れたのは万年筆の最高峰と言われるドイツの名品MontBlanc Meisterstück 149。
しかもそのスペシャル版です(^^;ゞ
万年筆そのものの紹介は別途したいと思いますが、この時は気づかないまま・・・ ***沼への序章*** の最初のアラートが鳴っていたのでした(^^;
実は・・・Meisterstück 149を使い始めてすぐ「異常」に遭遇です!
インクの極端な“裏抜け”です(この時はダイソーNOTE BOOKを愛用)!
もともと私はノートや身の回りにある紙に思い立った事をササッと書き出すタイプで、LAMY Safariを手に入れてからは万年筆が筆記具の主役になっていました。
会議でも気になる点をササッと書き留め、必要なら別の情報ノートに改めて整理して記録するといった使い方です。
故に、149の極太BBのペン先もササッと書きには結構使い勝手があり、便利な面もあるのです。
もちろん、本来の目的が著名・サインでしたから、極太BBは本当に使い勝手が良いのです(^.^)
スクリューキャップを外す間合いも心地よいのです♪
下手な字も極太文字になると少し風格がついたような・・・気もしましたしね(^^;ゞ
しかし!今まで使っていたダイソーNOTE BOOKはもちろん、会議等やサインする資料類がこのMeisterstück 149で書くとほぼ100%裏抜けするのです。
一方、これまで使ってきたLAMY Safariでは全くないというわけではありませんが、気になるほどの酷さではないのです・・・
ちなみに「裏抜け」とは、インクが紙の裏側まで浸透してしまうことです。
ひどい時には紙の裏面を使う事ができないほどです。
特に困ったのはサインの場所がたまたま資料の裏面にあった場合、裏抜けしてしまうと表面が汚れてしまうことでした・・・
次の写真2枚はダイソーNOTE BOOKにLAMY Safari<M>+LAMY Blueと、MontBlanc Meisterstück 149<BB>+MontBlanc Midnight Blueで書いた時の裏抜けの状態です。
これはLAMY Safari<M>+LAMY BlueでダイソーNOTE BOOKに書いた部分の裏ページを写したものです。
透けて見えはしますが、インクが裏まで抜けている部分はほとんどありません。
このレベルであれば何の問題もなく裏ページも気にせず書き込むことが出来ます(^_^)
これはMontBlanc Meisterstück 149<BB>+MontBlanc Midnight BlueでダイソーNOTE BOOKに書いた部分の裏ページを写したものです。
かなりの部分で見事に裏抜けしているのが分かると思います。
このレベルになると裏ページに書き込む気が失せてしまいます・・・(T_T)
さて、これは困った・・・何故149だけ裏抜けするのか?という疑問はあったものの、深い対策追及までせずガマンして使い続けました(^^;ゞ
ま、対策としては裏抜けする149を重要なものには使わないというのが手っ取り早いのですが・・・せっかくのペンを活かせないですよねぇ・・・
まま、現状を受け入れつつ重要なサインだけは注意して、その他は適当にやり過ごして・・・時は過ぎていきました・・・
そしてダイソーNOTE BOOKは裏抜け文字のオンパレードで賑やかになっていきました(^^;
一方、世の中はコロナ禍のまっただ中・・・(T_T)
ドイツはもちろん日本も新型コロナに翻弄され、生活は制限を受け、楽しみにしていた年末年始の一時帰国も断念せざるを得なくなりました・・・
コロナワクチン3回目接種 ― 2022年02月04日 12:37
昨日、かかり付け医院で3回目のコロナワクチン接種をしました。
ドイツで昨年5月19日と6月30日にビオンテック/ファイザーのコロナワクチンを打っていたので、帰国後地元の保健センターに登録しておいたお陰でちゃんと接種券が届いたのです。
何でも2回目接種から7ヶ月目以降に接種可とのことで、2月1日以降でネットで予約を入れようとしたが、既に1,2日は一杯となっていたのです。
3回目もファイザーを打ちました。
現在新規感染者が全国で9万人を越え、田舎でも身近でオミクロン株感染の声が聞こえてきています・・・
皆さんかなり神経質になっているようですね(^_^;
さて、3回目の副反応ですが、1,2回目までは単なる打った肩の筋肉痛だけで済んでいたのですが、昨晩肩痛の他に発熱がありました。
寝ていると寝汗をかきなかなか深い眠りにつけず寝不足です・・・
今日は念のため在宅勤務とし、家からWeb会議参加としています。
思いもかけぬ副反応が出てしまいましたが、これで少々安心です♪
コロナ禍中のアラートその2 ***沼(万年筆、インク、紙)への序章*** ― 2022年02月05日 08:54
元の***沼(万年筆、インク、紙)への序章***シリーズに戻ります。
結局2020年は新型コロナに翻弄されて年が暮れ、いつもの年末年始の一時帰国は断念せざるを得ず、2021年のお正月は人生で初めて一人で海外で迎えてしまいました。
その後のコロナ謹慎(在宅勤務&生活制限)もそのまま継続です・・・
仕事ノートはダイソーNOTE BOOK、メイン万年筆はMontBlanc Meisterstück 149になり、“裏抜け”だらけの世界を続けていました。
ま、これはこれで楽しいのですけどね(^^ゞ
さて、コロナ禍が収まらない中、どうしても日本に帰らなければならない事があり、ほぼ1年ぶりの2021年4月に一時帰国しました・・・
日本入国のための事前準備はもちろ、日本入国後の隔離等々かなりしんどい思いをしながらの一時帰国でした(^_^;
ほぼ1年前の2020年3月、ドイツからコロナ退避で一時帰国した時の入国手続きとは雲泥の厳しさでした・・・
さて、入国後+3日間の狭いホテルで隔離でしたが、実はリモート業務の合間を縫って、ネットで万年筆情報を集めていました
これまで使ってきた万年筆は、LAMY Safariの中字M2本とMontBlanc Meisterstück 149の極太BBでしたが、やはり漢字を書くには線幅が太く、込み入った画数の漢字は塗り潰しになりちょいと使い辛いのと、細字というかやはり日本の万年筆も欲しくなってきていたのです(^.^)
で、選んだのがこれ!
PILOT Capless decimo 細字F!
ドイツでは手に入れ難い万年筆です♪
合わせていろんなインクを楽しめるコンバーターとPILOT色彩雫シリーズの「月夜」も、隔離ホテルからAmazonで注文し、自宅に届けて貰いました♪
この「月夜」、ネット上でも評判が良く、仕事にも使えるブルーブラック系なのでチョイスしました。
なかなか良い色です♪
先ずはお試しでミニボトルからです(^_^)
やはり、細かい漢字まじりの日本語を書くには日本の万年筆と細字ニブが良いですね(^.^)
しかも、18金のニブが柔らかくて心地よいです♪
予想以上に細い文字は手帳に小さな文字を書くにもこれでOKです♪
が、これがまた後々例の「裏抜け」問題を更に深刻化させるのです(^^;
コロナ禍中のアラートその3 ***沼(万年筆、インク、紙)への序章*** ― 2022年02月06日 07:59
2021年4月、一時帰国し、入国者隔離を終えてレンタカーでようやく自宅に戻ったところ、注文したPILOT Capless decimo<F>とPILOT 色彩雫「月夜」が届いていました♪
それともう一つ思いもかけないものが届いていました。
高級ノート、モレスキン(MORESKINE)ノートです。
ANAから例年配布される日記帳ANA MILEAGE CLUB Diaryですが、今回2021年版はMORESKINEノートだったのです。
これまで何のこだわりもなくダイソーNOTE BOOKをはじめ100均ノートかせいぜいKOKUYOのCAMPUS程度しか使ってこなかった私、ちょうどダイソーNOTE BOOKが切れて更新する必要もあったので即このモレスキン・ノートを実践投入しました♪
ん~ン♪さすがに高級ノートの風合いですね♪♪
しかし!!・・・これが更に更に輪をかけた「裏抜け」問題の主人公となったのでした!
今日は主人公の一つモレスキン・ノートの登場したので、この、***沼(万年筆、インク、紙)への序章***シリーズはこれまでとしますが、いよいよ沼が見えてきます・・・(^^;
雪・・・かなり積もりました(^_^; ― 2022年02月06日 14:44
気がつけば・・・沼の縁 ― 2022年02月07日 18:37
さて、知らぬ間(今から考えれば必然的)にいろんな沼の縁に来ていたようです・・・(^^;
後で分かったことですが、万年筆の世界には三つの沼が待ち構えていると言われています。

<万年筆沼>
<インク沼>
<紙沼>
万年筆を使う上で、より良い物・環境を求めて沼に入り込み、気がつけばどっぷりとと浸っていると言われる沼です(^^;
私もどうもその沼の縁に近づき、沼の中にちょいと足を浸してしまっていたようです・・・(^^;
もともと娘からのお土産おねだりメールが切っ掛けで、何も考えず、何の問題もなく快適に始めた万年筆生活。
LAMY Safari(M)にLAMYのBlueとRedのインクカートリッジを刺し、ダイソーNOTE BOOKにバンバン書き殴っていました。
が、ひょんな切っ掛けで一気に最高級レベルのMontBlanc Meisterstück 149<BB>を手に入れ、純正インクMidnight Blueを使い始めたところ、ぶち当たった問題がインクの「裏抜け」でした。
さらにその「裏抜け」問題に追い打ちをかけたのが漢字対応として追加購入したPILOT Capless decimo<F>+PILOTインク色彩雫シリーズ「月夜」の組み合わせと、思わぬプレゼントの高級ノート、モレスキン・ノートでした。
ほぼほぼ「裏抜け」問題を理解し回避した現在、「あぁぁ・・・(^^; それって最悪の組み合わせだったわ(^^ゞ」と言えるのですが、そこに至るまでは沼の中であがいていました。
そもそも、「裏抜け」とは万年筆のペン先から紙の表面へインクが移動し、紙の表面や内部で留まらずに裏面まで滲み出てしまう毛細管現象です。
そう考えると・・・この「裏抜け」は三つの要素に大きく影響を受けるのでは、と・・・
✓万年筆のペン先の状態・・・ペン先の大きさ、形状、インクフロー、筆圧 等々
✓インクの種類・・・粘性、表面張力、成分、ph 等々
✓紙質・・・表面状態、厚さ(坪量)、表面処理、原料 等々
さらに言えばその時の気温や湿度にも影響を受けますね。
考え始めると、必然的に万年筆、インクや紙で「裏抜け」しない組み合わせを求める試行錯誤が始まるわけです・・・これが沼なんですよねぇ(^^;
もっとも、単純に趣味嗜好的な収集も他人から見ればまた違った沼に見えるでしょうが、私の場合は「裏抜け」から沼にはまっていったのです・・・(^^;ゞ

いずれにせよ、一時帰国からドイツに戻った2021年5月以降、コロナ禍の中で“沼”の縁から中へズブズブと入り込んでいきました・・・(^^;
モレスキン・ノートの裏抜け問題 ― 2022年02月08日 19:44
モレスキン・ノートが記録の主人公になったとたん、ダイソーNOTE BOOK以上にインクの裏抜けに悩まされ始めました(^^;
その時点で使っていた万年筆とインクの組み合わせは以下の通りです。
①LAMY Safari Shiny Black<M>+LAMY Blue(カートリッジ)
②LAMY Safari Black<M>+LAMY Red(カートリッジ)
③MontBlanc Meisterstück 149<BB>+MontBlanc Midnight Blue
④PILOT Capless desimo<F>+PILOT色彩雫・月夜
ダイソーNOTE BOOKの時の裏抜け具合は
① 〇(ほぼ裏抜けなし)
② 〇△(ほぼ裏抜けないが、時々あり)
③ ×(裏抜け)
でしたが、モレスキン・ノートでは・・・
① △(ところどころで裏抜けあり)
② ×(裏抜け)
③ ××(ひどい裏抜け)
④ ××( 同上 )
と散々です。
比較としてモレスキン・ノートでの①③の状態を写真で示します。
①LAMY Safari Shiny Black<M>+LAMY Blue(カートリッジ)
特に問題ありません。
ただ、どうもページによってや湿度の高い環境では裏抜けしていましたからパーフェクトではありませんでした。
③MontBlanc Meisterstück 149<BB>+MontBlanc Midnight Blue
どうです?ひどいものでしょ(^^;
ま、ノートとしては別の“味”を感じますけどね(^^;ゞ
この「モレスキン・ノートの裏抜け問題」、ネットで調べるとわんさと書き込みや情報が出てきます。
それほど問題視されていたのです。
確かに数千円も出して買った高級ノートで万年筆が使えないのは万年筆愛好家にとっては大きな問題ですよね。
さて、ネットでの情報はここでは詳しく説明はしませんが、この「モレスキン・ノートの裏抜け問題」の情報をきっかけとして、私も折角のモレスキン・ノートを使い続けるべく、ドイツに戻ってからいろいろと検討を開始しました。
結果的にはこの「モレスキン・ノートの裏抜け問題」、解決には至りませんでした。
今の紙質では裏抜けを軽減することはできても完全になくすことはできないと思います。
私は2022年とともに別の新しいノートに移行し、今はこの悩みから解放されていますが、この“沼”のあがきのお陰でインクの“裏抜け”対応のテクニックはそれなりに身に着けることはできたので良い経験でした(^.^)
裏抜け問題孤軍奮闘 思いつきFaber Castell編@ドイツ ― 2022年02月09日 20:11
「裏抜け問題孤軍奮闘」とタイトルを付けましたが、これ・・・既に沼の中です(^^;
2021年5月、ドイツに戻ったものの、在宅勤務のまま、かつ街中のお店やレストランなどは休業規制のまま過ぎていきます・・・
一部のお店が店頭販売をやっている程度でした。
そんな中、休日に散歩がてら街中の様子を見に行ってみました・・・街中は閑散としています・・・
街中のとある文房具屋さんの前を通った時、店先でお店の方とおぼしきおばあさんとお客さんらしき女性が会話をしながら文房具を手渡ししている場面に出くわしました。
このお店、ボン旧市街の真ん中で、店頭にMONTBULANCのマークがあり、店頭ショーケースに万年筆なども展示してあるお店で前々から気になっていたお店です。

タイミングが良く、店員さんがお店の中に戻るところで声を掛けてみました。
なんでも、お店の中には入れないが、買いたいものがあれば店頭で販売できるとか(^.^)
で、聞いてみました・・・
「私は日本人で漢字が書ける文字細めの万年筆を探している。また、モンブランの〇〇+〇〇の組み合わせでインクの裏抜けがひどくて困っている。何かお勧めの万年筆とインクはありませんか?」と・・・
「OK!ちょっと待って。」としばらく店内に戻り、持ってきたのが・・・これ♪
Faver CastellのGraf von Faber Castell Tamitio Black Edition
Faver CastellのGraf von Faver Castell Carbon Black
おぉぉぉFaver Castellです♪♪♪
店員のおばあさん(今から思えばオーナーの奥さんでした)曰く、「ドイツの万年筆は標準でMなの・・・店頭で細いEFやFが置いてあるのはLAMYぐらいよ。でもこのペン、Mだけど細めの文字が書けるし、書きやすくてお勧めよ(^.^) インクは裏抜けしにくいこのカーボン・ブラックがいいと思うわ(^.^)」と。
おぉぉぉ!今悩んでいるキーワードがずらり出てきているし、何よりもFaber Castellの万年筆が格好良い♪♪
お値段も少々高いが・・・黒インクも持っていないし・・・
で、うん!これ下さい♪と、散歩のつもりが、しっかり万年筆とインクボトルを持って家に帰ってきました(^^ゞ
さて、このTamitio、Faber Castellの高級Graf von(伯爵)シリーズの下位の万年筆で、値段が高い割には鉄ペンですが、これがなかなか驚きの書き味でした♪
しかもお店のおばあさんが言っていたように、ヨーロッパのMにしては文字の太さも細めです♪
かつ、書いているときの音♪がいいのです♪
なんて表現すればよいか分かりませんが、セーラーの書き音と似ていますね・・・シャー♪シャー♪ってな書き音♪
書いていて心地よいのです。
しかも、軸やキャップも全てメタルでかなりの重量感があります。
書いていて楽しい部類の万年筆です♪
ところで、肝心かなめの“裏抜け”ですが・・・
インク、Graf von Faver Castell Carbon Black、カーボン・ブラックというだけあってキリッと締った黒色でなかなか良いです♪
お気に入りの黒ですが・・・モレスキン・ノートでは全くダメ!しっかり裏抜けしちゃいました(T.T)
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