ドイツで買った万年筆コレクションの紹介<無印良品編>@ドイツ2022年02月28日 05:54

もう一つ、ドイツで買った東洋の万年筆があります(^_^)
それは・・・日本製、無印良品の「アルミ丸軸万年筆」です!

ネットで万年筆の情報を見ていると、この無印良品の「アルミ丸軸万年筆」の評判もなかなかのものです。
もちろんパイロットやプラチナ、セーラーという日本製万年筆の情報が溢れていますが、日本製の万年筆は日本に帰国してからです。
が、無印良品は世界中に店舗展開しており、デュッセルドルフにもあるのでこの「アルミ丸軸万年筆」が手に入るはずと、デュッセルドルフに行ったついでにお店に寄ってみました♪
文房具売り場にありましたありました♪
早速ゲットです♪
念のためにインクカートリッジも買ったのですが・・・
 アルミ丸軸万年筆 19%消費税込みで17.95€(約2,250円)
 インクカートリッジ(黒2本) 19%消費税込みで1.95€(約250円)
日本での価格が・・・
 アルミ丸軸万年筆 消費税込みで1,090円
 インクカートリッジ(黒2本) 消費税込みで105円
倍以上の価格で高いですね(^_^;
でも、これまで現地で購入し紹介してきた同価格帯のドイツ製格安万年筆・・・
 ・Faver Castell Grip2010 15€(約1,875円)
 ・ONLINE Bachelor 10€(約1,250円)
 ・Pelikan Twist 15€(約1,875円)
 ・LAMY Safari VIST 19.9€(約2,500円)
と比較しても勝とも劣らない外観と品質です!
オールアルミニウムのボディーですっきり細身のストレートデザインです。
細部を見ていきましょう。
キャップ、ペン先、首軸ですが・・・
外観はマット調のアルマイト仕上げで上品です。
Nib、ペン先は小さめですが、IRIDIUM POINTと刻印され、Fを捩った文字と優雅な模様が刻まれてなかなか見た目がGoodですね。
首軸は滑り止めのローレット加工が施されてアクセントポイントになっています。

ペン芯もひだ状がしっかり入っており、インクコントロールも良さそうでインク漏れは心配なさそうです。
キャップは首軸の内側に入り込む嵌合式で、精度も高く作り込まれています。
これは尻軸ですが、キャップポストはこの内側のスリットにキャップが差し込まれる構造となっています。
これも精度良く作り込まれていると感じますね。
ただ、キャップポストすると、軸が細いにもかかわらず通常の万年筆と同じ長さになるので、バランス的には長すぎる外観になるかと思います。
キャップは短いので、キャップポストしなくても十分な長さがあるので、私はキャップを付けずに使うことが多いですね(^_^)

さて、書き味ですが、これがまた良いのですよ(^_-)
私好みの書き音も心地よいのです♪
メタルボディに共鳴しているかのようなシャリシャリ音が良い感じです♪
インクフローも良く鉄ペンのFではありますがヌラヌラ系の書き味ですね♪
ただ、軸が細いので持ち具合に好き嫌いが出るかもしれません。

日本では千円ちょっとで買えますし、外観的にも安っぽさは全く無いので非常にリーズナブルでお勧めの万年筆の一本です!
帰国してからもう一本追加購入しました(^_-)