OHTO(オート) DUDE(デュード)2022年04月30日 06:47

さて、OHTO(オート)の第2弾、DUDE(デュード)をご紹介します。
税抜\1,500とは思えない高品質感漂う万年筆だと思いませんか?
安い!とはいえ、OHTOのラインナップの中では中上位の万年筆です。
私はメタリック感と塊感に魅かれてシルバーを購入しました。
全長は135㎜と少々短めですが、アルミの削り出しの胴軸とキャップなので重さが25gと重量感もあります。
ご覧のように胴軸やキャップは丸から六角形のデザインになっており、鉛筆同様転がらない形状なのがありがたいですね。
それと首軸ですが、表面は滑り止めのエラストマになっているようでグリップ感は大幅に改善されています。

ばらすと以下のようになります。
極々標準的なパーツ構成になっていますが、ここで見ていただきたいのは一つ一つのパーツが金属でしっかり作られていることですね。
ネジ部分に樹脂など使わず、きっちり削り出しで作られています。
インクカートリッジはTasche(タッシェ)同様ヨーロッパ規格タイプで、OHTOの純正インクカートリッジが2つ付属しています。
もちろんヨーロッパ規格タイプなので様々な海外メーカーのインクが使えますし、カートリッジ利用で好きなインクも気軽に使えますと言いたいところですが、この万年筆もTasche(タッシェ)同様にカートリッジは微妙に入る入らないがあるようなので、要確認です(^^;

さて、Nib,ペン先を見てみましょう。
Nib,ペン先は先のTasche(タッシェ)と全く同じ種類のドイツのシュミット社製です。
字幅も<F>で、Tasche(タッシェ)と同じく硬いガチニブで、書き味・書き心地もほぼほぼ同じです。
ただし、ペンの重さがそれなりに重く、アルミ削り出しのキャップをポストするかしないかでバランスが変わります。
この辺りの好き嫌いで書き心地が変わるかもしれません。
私的にはこの重さが重すぎず軽すぎずで丁度いい感じに感じました。

最後に、同じオート製万年筆、OEMの無印良品“アルミ丸軸万年筆”、Tasche(タッシェ)と今回のDUDE(デュード)の書き心地を比べると私的な順位としては以下のようになります。

 <好> 無印良品“アルミ丸軸万年筆 ≧ DUDE(デュード) ≧ Tasche(タッシェ)

Nib,ペン先だけで見ると、同じシュミット社製ながら無印良品“アルミ丸軸万年筆”の方がしなりがあり、書き味的にはガチニブのDUDE(デュード)より好みなのですが、重量・バランス的にはDUDE(デュード)の方が良いと感じました。
Tasche(タッシェ)はともかくも持ち運びに便利、というのが〇ですね。

以上、手持ちの格安・廉価版万年筆を紹介してきましたが、次回からいよいよ本格的日本製万年筆を紹介していきたいと思います。

では、また。

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