PILOT Kaküno(カクノ)2022年04月07日 17:35

さて、先に紹介した「日本製万年筆コレクション」を個別に紹介したいと思います。
先ずはPILOTの格安万年筆の雄、Kaküno(カクノ)です。
これは世に多くのレビューが溢れているのでググっていただければ分かりやすい記事が沢山あり、それに譲りってここでは簡単な紹介にとどめます。

Kaküno(カクノ)は小中学生向け入門モデルとして2013年10月20日発売され、翌年2014年度グッドデザイン賞、2014年度キッズデザインアワード(学び・理解力部門)奨励賞特別賞受賞と輝かしいスタートを切っています。
そして何よりも下降線をたどっていた万年筆市場に一大ブームを巻き起こした功労者でもあります。
そのラインナップはご覧のようなカラフルさです。
一見、やはり小中学生向け入門モデルと見えますが、スケルトンモデル(透明軸)が出たことにより大人の間でも人気となったようですね。
私もカラーインク活用としてこのスケルトンモデルだけで5本持っています(^.^)

さて、この写真で目につくのはNibに刻印されたベロを出した笑顔マークではないでしょうか。
しかもこの笑顔マークは定番として3種類あります。
真ん中のベロを出した笑顔マークがスケルトンモデルで、普通の笑顔マークが黒軸モデル、ウィンクの笑顔マークが白軸モデルとなっています。

これに最近新シリーズとしてスケルトンカラーのファミリーシリーズが出ました。
ご覧のようにNibの笑顔マークも一気に増え、パパ、ママ、ボーイ、ガール、ベビーと一気ににぎやかになってきました(^.^)
軸のスケルトンカラーもきれいですね♪

このKaküno(カクノ)、発売から今年がちょうど10年目となり、上記のファミリーシリーズの追加などでその人気が維持されているようですが、私は先にも書いたようにスケルトンモデル(透明軸)が好みで、カラーインクを何種類か入れて楽しんでいます。
ただ、別途コンバーターを購入する必要がありますが・・・
私はご覧のようにCON-40を付けて利用しています。
Nibは<EF><F>と<M>の三種類の展開ですが、比較的カリカリ感があるので、私的には<M>が好みです。
<F>も数本使っていますが、PILOTは比較的線幅も細めなので<M>よりの好みとなっています(^.^)
書き心地の面ではカリカリ感はあるものの、安定した使用感は流石のPILOTです♪

最後に、「Kakuno」ではなくウムラウトが付いた「Kaküno」としたのは何か意図があるのでしょうか?
ドイツにしばらく居た身としては何となく親近感がわきます(^.^)

\1,000で手に入る品質の良い万年筆、Kaküno(カクノ)いいですね♪