LAMY Safariとの縁 ***沼(万年筆、インク、紙)への序章*** ― 2022年01月25日 19:37
さてさて、現物を触って思いがけもなくかつてのLAMY Safariとの縁が蘇ってきました♪
いや~相当深い記憶の底に沈んでいました(^^ゞ
で、この時私が新たに手に入れたのは、これです!
LAMY Safari Shiny Black ♪
字の太さはヨーロッパでは標準の中字Mを選びました。
光沢のあるブラックで、ニブ(ペン先)とクリップは他の標準カラーと同じでステンレスシルバーです。
さて、Safariとの縁ですが、記憶が定かではありませんがかれこれ10~20年前のことだったと思います。
さる海外大手企業のノベルティとして頂いたものでした。
軸の“LAMY”という文字の反対の面にその企業名が印刷されていました。
その当時は当然“LAMY”そのものも全く知りませんでしたし、ましてやノベルティで、“万年筆は高級筆記具”という先入観念があったことから見た目も安っぽく見えたので
てっきり“中華物”だと思いました。
この見た目の印象だけでは記憶に残っていなかったはずです。
しかし!・・・その書き味や書き心地の印象が自分としては衝撃的だったのです。
その書き味にすっかり魅了され、その後そのまま使い続けていました♪
しかし、インクの切れ目が縁の切れ目・・・
カートリッジのインクが無くなり、近くの本屋さんなどで探したのですが、当時の田舎にはLAMYは見当たりませんでした(^^;
もちろん、当時はAmazonや楽天市場という便利なショッピングサイトなんてありませんでしたし、今のようにカートリッジにシリンジでボトルインクを注入!なんて言う“技”は全く知りませんでしたしね。
そのまま・・・縁が切れてしまいした・・・
が!、です・・・あのSafari、家のどこかで見かけたような・・・・・・(・・?
その思いを持ちつつ、その年の暮れお土産の黄色のサファリを持って一時帰国しました。
もちろん、あのSafariの探索です・・・
で!探し出したのです♪
自宅の机の引き出しの奥に・・・静かに眠っている彼を♪
十数年ぶりの再会でした♪
彼の名は・・・LAMY Safari Blackです。
新たに購入したShiny Blackと異なり、軸はグレーがかったマットブラックで、他の標準カラーと違いニブならびにクリップまでブラック仕様となっています。
幸運にもカートリッジのインクは完全に使い切ったまましまい込んであったので、洗ってみたところ完全復活してくれました♪
これで、新たに買ったShiny Blackと十数年ぶりに復活したBlackと二本体制で新しい年を迎えることになりました。
かつてのノートを引っ張り出してみると、2020年の1月からノートはこの2本で書き殴った文字でびっしりです(^_^)
つまり私の万年筆のある生活は2020年1月から始まったのでした♪
しかし、今から考えるとこの時点ではまだ“沼”から遠い平和なところにいたのです・・・
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