空堀越しに見る岡崎城天守2023年09月29日 07:29

隠居曲輪から坂を登っていくと、深い空堀越しに木々の間から天守閣が見えてきました♪
美しい天守閣です。


その北側に深く切り落ちた濠は空堀で、創築者西郷頼嗣(清海入道)の名から清海堀と呼ばれており、本丸北面防衛のために設けられたそうです。

ここ岡崎城は東海地方では指折りの大規模な城だったそうです。
が、明治になり新しい時代に不用とされた城郭は1873年(明治6年)の廃城令によって大部分は明治6年から7年にかけて取り壊されてしまったそうです。
その後は堀と石垣が昔日の面影をわずかに伝えるばかりだったそうですが、岡崎の象徴である天守閣がないままではしのびないとする市民の思いで、昭和34年(1959)にほぼ昔どおりの外観の天守閣が復元されたそうです。