厭離穢土 欣求浄土@岡崎・大樹寺2023年09月23日 07:50

大樹寺本堂に入りました。


徳川家康の馬印となった「厭離穢土 欣求浄土(おんりえど ごんぐじょうど)」が本堂の内陣両脇に掲げられています。

この「厭離穢土 欣求浄土」は、大樹寺まで逃れて来た松平元康(徳川家康)が先祖の墓前で切腹しようとした際に住職登誉上人がこの教えを説いて元康を諭し、切腹を思いとどまらせ、その後家康の馬印に使われるようになったと言われています(諸説あるらしいのですが…)。

「厭離穢土 欣求浄土」の意味ですが…

「穢れた世の中・国土を嫌(厭)って離れ、浄土に生まれることを心から喜( 欣)んで求める。」

ということだそうです。
徳川家康は当時の世の中は人々が私利私欲で争う醜い時代と考え、「争いに満ちた穢れた世の中を嫌い、平和な浄土を求めるなら、仏の加護を得てそれが達成できる」と考えたようです…

ところで、本堂には歴代将軍、初代家康から14代家茂までの位牌が内陣の両脇に安置されています。


その位牌はそれぞれの臨終時の身長と同じと言う説があるそうです。
ただ、最後の15代慶喜の位牌は無いそうで、臨終に際し自らを赦免し爵位まで与えた明治天皇に対する恩義から神式で葬られることを遺言したためだと言われているそうです。