リノベーション 見積額削減検討2023年01月27日 10:37

さて…頭の痛い課題です…見積額削減…(^^;

先日出てきた家のリノベーションの概算見積額は予算額から大幅にオーバーしていました。
ただ、各種補助金を予定通り活用できると、もともと考えていた予算額に収まるのですが、なにぶんフルリノベーションなので解体が進むと何が出てくるか(追加工事)分からないこともあり、余裕を見てそれなりに見積額を削っておく必要があります。
もっとも、工事業者へ値引きの増額を迫るのも一つの手なのですが、ここは手抜きや質低下に繋がらないようほんわりと打診程度で止め、先ずは内容見直しによる削減を検討しなければなりません。

で、見積書とにらめっこ…

見積書の項目で建築部材費や加工費はよくわからないので、こちらが要望した仕様や業者が入れてきた仕様の中で金額が大きな項目に先ずは注目してみました。

 太陽光発電&蓄電池システム
 床暖房
 高断熱窓
 水回り設備
 ・・・
 ・・・

水回りについては、先に書いたように様々なアドバイスやショールーム訪問によってほぼ確定しています。
一方、“省エネ&自家消費型創エネ”や“夏涼しくて冬暖かな家”を成し遂げるには家の高断熱・高気密化、高断熱窓、太陽光発電&蓄電池システム、床暖房は外せません!
この辺りはいろんな方々にアドバイスをいただきましたが、正直相談する人によって意見が様々で、いらぬ混乱の素でした…特にいろんなマイナスアドバイスを聞いた妻からは太陽光発電&蓄電池システム、床暖房なんて本当にいるの?と迫られてしまいました…(^^;
しかし、ここは後々後悔しないためにも自分の考えを主張し続け、何とか当初の計画を堅持しました!

が、見積額を下げるには何か手を打たなくてはいけません。
そこで目を付けたのが…2Fの間取りと内装仕様です。

1Fは我々夫婦二人の生活圏であり変更するつもりは全くありませんが、2Fは客寝室、ファミリースペース、趣味室、納戸で、その用途や間取り、仕上げ仕様について再検討する余地はあります。


 <客寝室> 右側、ここは娘たち家族が来た時に必須の部屋
       人数からすると8~10畳程度部屋が必要で、沢山の布団類の収納場所も必要
 <ファミリースペース> 中央上、これは今の間取りの活用で、子供たちの遊び場兼廊下
 <趣味室> 中央下、父の遺品整理や自分のガラクタを扱う趣味室は既存の部屋を利用し内装を新しくする予定
 <納戸>  左側、ともかく多くの家財があるので、大きな部屋にラックを並べて整理する予定

見積額を下げるには…内装仕様レベルを下げるとか大工仕事を減らす(間取り変更を減らす等)ことが必要になります。
現行の2F間取りは以下の通りです………


導き出した削減案は以下の通りです。

 <客寝室> 右側の現行二室を一室にまとめ、布団などを仕舞えるクローゼットを付ける
       ==> 納戸に予定していた左側の8畳和室を客寝室とし、既存の押入れ等も含めて和室仕上げ
 <ファミリースペース> ==> 中央上、必要最低限の仕様で仕上げ
 <趣味室> ==> 中央下、既存の部屋のまま活用
 <納戸>  ==> 客寝室として一室に改造する予定の右側現行二室をそのまま活用改造&新設窓なし

以上のように、2Fは客寝室と納戸の位置を入れ替え、客寝室のみを和室内装に仕上げ、廊下に相当するファミリースペースは最低限の仕上げ、趣味室と納戸は間取り変更なしでそのまま(実際には耐震改修で触っているところもあり)最低限とすることにしました。
ただし、壁、天井、床などの断熱化や高断熱窓の切り替えは予定通りとします。

この結果、間取り変更箇所が大幅に少なくなり、また内装仕上げも客寝室だけとなるため、大幅な費用削減になりそうです。

この案を工事業者の責任者と現地で打合せしてアドバイスも受けながら合意し、再作図&見積もりしてもらうこととなりました。
ともかく、“省エネ&自家消費型創エネ”、“夏涼してくて冬暖かな家”という譲れない点を確保しつつ、見積額低減を検討してみました。

さて、どうなるか…