【結果発表】万年筆に適した日常使いのルーズリーフはこれだ!2022年05月30日 05:44

さて、いよいよ「万年筆に適した日常使いのルーズリーフ」の結果発表です!

テストは以前に紹介した下記「MOLESKINE裏抜けテスト」と同じ方法で行いました。
評価は単純に以下2点に絞って行っています。

 ①裏抜け  <OK> ◎ 〇 〇△ △ × <NG>

   ◎:全く裏抜けなし
   〇:裏抜け微妙だが、使用上問題なし
   〇△:裏抜けありだが、使用上許容範囲
   △:裏抜けあり インクを選べば使用可か?
   ×:裏抜けあり 使用不可

ちなみに、MOLESKINEの場合、私の判断としては×です。
事実、まだ半分以上空きページがありますが、既に使用をやめています(^^;

 ②書き心地 ◎:良い 〇:普通 △:並以下 ×:悪い

書き心地については個人的な印象も入るのであくまでも参考程度に見てください。

最後に裏抜け評価◎〇ランクだけを選び、書き心地とコストパフォーマンスを加味して総合評価し、順位を付けました。

さて、結果は・・・じゃ~ん♪

映えある「万年筆に適した日常使いのルーズリーフ」

【第1位】

 無印良品 「はがせるルーズリーフ」

です!
裏抜け◎、書き心地◎、総合◎と文句のつけようがない結果となりました。
あえて言うと単価が\5.80/枚と今回ノミネートした中では上位であることぐらいでしょうか。
しかし、店頭での肌触りの良さにビビッと感じたのは間違いなかったようです。
紙情報は上質紙ということだけでしたが、手で触ると厚みを感じますから多分坪量も高いものと思います。
文字の透け具合も悪くはありません。
何よりもあれだけ裏抜けするインクでもしっかり受け止め、かつ書き心地が滑らかで素晴らしかったです♪
しかもパッド型なので使い勝手が良いです。
一押しのルーズリーフです(^.^)

ただし、気になる情報が1点あります。
ルーズリーフの基本中の基本、穴位置が一般的なものと少しずれている・・・
というものです。
調べてみたところ、俗に言うJIS規格範囲内(±1mm)には収まっているようですが、気になる方はいるでしょうねぇ(^^;

さて、続いて「万年筆に適した日常使いのルーズリーフ」

【第2位】

 maruman 「書きやすいルーズリーフ」

と、同評価で

 イオン 「さらっとした書き心地のルーズリーフ」

です!
両方とも裏抜け◎、書き心地〇、総合〇としました。
marumanの「書きやすいルーズリーフ」は坪量が80g/m2と表記があったので、裏抜けは大丈夫だろうと踏んでいましたが、やはり結果は◎(^.^)
予想通りでした♪
一方、イオンの「さらっとした書き心地のルーズリーフ」はどこかのOEM品だと思っていたので、結果が想定外に良くて驚きました。
両方とも、手触り的には特に特徴は無く普通かと思います。

が、一つ両者に大きな違いがあります。
罫線の濃さです。
marumanの「書きやすいルーズリーフ」は罫線が薄く、目立たないのでぱっと見文字が見やすいと感じます。
一方、イオンの「さらっとした書き心地のルーズリーフ」は罫線がmarumanより濃いめです。
が、濃すぎることはないので気にはならないと思いますが、両者を並べると一目瞭然の違いです。
それとあえて違いをもう一つ上げるなら、文字の透け具合はmarumanの方が透けにくく感じます。
コスト的にはmarumanが100枚入りで\319、イオンが50枚入りで\151なので価格が倍ほど違って見えますが、単価にするとどちらも\3/枚ちょっとと大差ありません。
このどちらを選んでも大きな問題はないかと思いますが、罫線の濃さ、文字の透け具合あたりで判断したらよいかと思います。

さて次は、「万年筆に適した日常使いのルーズリーフ」

【第3位】

 コクヨ 「Campusさらさら書ける」

です!
さすが大御所の製品です。
しっかりした品質で裏抜け◎○、書き心地〇、総合〇としました。
実は2位のmarumanの「書きやすいルーズリーフ」とイオンの「さらっとした書き心地のルーズリーフ」と甲乙つけがたい結果でした。
が、3位としたのは・・・コストが大きな理由なんです・・・
この「Campusさらさら書ける」は50枚入りで\253で、単価は\5.06/枚とmarumanやイオンのものに比べてワンラック高い設定になっているのです。
もっともコクヨ製品はいろんなところで扱っており、割引価格で売られていることが多いのでこのコストは気にする必要がないかもしれません。
また、あえて一言いうと・・・裏抜けは微妙な◎○とはしました。
一番利用しているからかもしれませんが・・・時々ちらっと裏抜けすることがあったのが気になっています。
裏抜けは〇だったかもしれません(^^ゞ

さて、少し記事が長くなってしまいました・・・
残り6位までは万年筆の使用に耐えうると思うので、次回に4位以降を紹介したいと思います。