本物だけど出所不明 #3776CENTURY BLACK SYUNJYU(#3776センチュリー ブラック春秋) その12022年05月21日 05:17

さて、ドイツ赴任中に始まった万年筆沼の顛末を長々と紹介してきましたが、これにて集めてきた万年筆の紹介を一端完了!と思いきや、もう1本残ってました(^^;ゞ
先日写真に撮っておきながらすっかり忘れていました!
PLATINUMの#3776CENTURY BLACK SYUNJYU(#3776センチュリー ブラック春秋)です。
じゃ~ン♪
上が今回紹介する#3776CENTURY BLACK SYUNJYUで、下が先に紹介した#3776CENTURY BLACK IN BLACK(ノーマル#3776センチュリー)です。
こうみると、#3776CENTURY BLACK SYUNJYUはノーマル#3776センチュリーの胴軸に蒔絵が施されていることが見て取れると思います。
美しいでしょ(^_-)

この#3776CENTURY BLACK SYUNJYU、昨年末、とある富山市の文房具屋さんに年末バーゲン品として数箱積んでありました。
ちゃんとしたPLATINUMの箱に保証書もきっちり付いていて、型番が“PNB-30000SJ”とあり、この型番からは税抜価格が3万円と分かりました。
ところが付いていた値札は驚きの*万切り!( ゚Д゚)
いや~嘘だろう?偽物?と疑いながら、お店の人に聞くと・・・「正真正銘のプラチナ正規品ですよ(^.^)」と・・・
ん?なんでこんなに安いのかを訪ねると・・・「それは・・・言えません(^^;」とつれない返事しかもらえません・・・
ん~ン・・・これは何者?とお店を出てスマホで早速検索しました・・・

プラチナ万年筆のHPを探しても“PNB-30000SJ”という型番は載っていません。
一方で、#3776CENTURYの派生製品であると思われる似た型番“PNB-30000B”が載っていました。
これです。
はい、#3776CENTURYの加賀蒔絵版です。
価格も同額ですが、現在カタログに載っているものはキャップ、胴軸全てに蒔絵が入っており、お店の展示品は胴軸だけに蒔絵が施されいるもので、確かに異なっています・・・
カタログ落ちした旧製品でしょうか??
それにしては日本語ベースでの検索では余り情報が出てきません・・・某フリマ系の情報ぐらいです・・・
一方、型番だけでググると、海外サイトに出ているのをいくつか発見しました・・・
こうしてみると・・・もしかしたら海外でしか販売していないものが、逆輸入で日本に入ってきたかもしれません???

念のため、再度店内で現物と保証書を確認し、お店の人に失礼ながら「この保証書にちゃんとお店の印をおしてもらえますよね?(^^;」って聞いてみると、店長さんらしき方が「はい、キッチリ押しますよ。本物だから(^_-)」と・・・

ん~ン・・・考え抜いた結果・・・「これ下さい!」(^^ゞ