PLATINUM下から二番目!Plaisir(プレジール)♪2022年04月19日 21:05

先に紹介したPILOTの格安・廉価版万年筆は同じNib,ペン先を刻印を変えながらKaküno(カクノ) 、Plumix(プルミックス) 、LIGHTIVE(ライティブ) 、COCOON(コクーン)と1,000円から3,000円とモデル展開していましたね。
実はPLATINUMもPreppy(プレピー)を起点として面白いモデル・OEM展開しています。

先ずはPLATINUMとしては末っ子Preppy(プレピー)の兄、税別価格1,000円、1,500円のPlaisir(プレジール)です。
上がPlaisir(プレジール)で、下がPreppy(プレピー)です。
このPlaisir(プレジール)、外装が金属製でとてもじゃないけど1,000円万年筆とは見えません!
同価格のKaküno(カクノ) に失礼かもしれませんが、同格の万年筆には全く見えず上級品に見えますよね。
そこをPLATINUMUがやってのけているのです。
しかも・・・
どうです!このカラー展開♪
仕様も堂々としたものです。
胴軸、キャップ・・・アルミにアルマイトパール加工
首軸・・・・・・・・アクリル樹脂
クリップ・・・・・・鉄にクロームメッキ
中間リング・・・・・真鍮にクロームメッキ

キャップ、首軸、Nib,ペン先をクローズアップして見てみましょう。
胴軸やキャップに施されたアルマイトパール加工の品質は素晴らしく、非常に滑らかできれいです。
が、さすがに低価格品ですから、中間リングのアクセントが好みの分かれるところで少々チープさを感じてしまいます。
また、首軸、Nib,ペン先、内部のペン芯・・・どう見てもPreppy(プレピー)と同じに見えますね。
ではその部分をPlaisir(プレジール)とPreppy(プレピー)と並べて比較してみましょう。
上がPlaisir(プレジール)<インク入り>で下がPreppy(プレピー)<インク空>です。
首軸内部の部品組み立て角度が違うので、細かい所が違って見えるかもしれませんが、詳細を見ると・・・
この両者、全く同じものです。
当然、胴軸やキャップも互換性があり、付け替えもできますね(^.^)
もちろん、Nib,ペン先も全く同じ仕様ですから、互換性ありです。
実際に、私は使いやすいNibの文字細さを手持ちのPlaisir(プレジール)とPreppy(プレピー)のグループ内で交換して使っています(^_-)

故にPlaisir(プレジール)の書き味は基本的にPreppy(プレピー)と変わりません。
唯一、外観が変わることによる“書き心地”の“気持ち”の変化でしょうか・・・
なお、このPlaisir(プレジール)は<0.3(F)><0.5(M)>の2種類しか展開されていませんから、インクフローが潤沢でヌラヌラ系で私好み系だということです(^.^)
PILOTより太目の文字になる事だけは注意願います。

いずれにせよ、この品質、この外観の万年筆が1,000円で買えることに驚きを感じますし、私的にはお勧めのお気軽万年筆だと思います。