Hmmm!?(ん!?)Fonte万年筆2022年04月03日 10:13

さて、中華万(中国製万年筆)の紹介が続いていますが、今回も日本の会社が販売する中身は中国製の万年筆です。
ブランド名が「Hmmm!?(ん!?)」という一風変わった名前です。
このブランド、日本出版販売(ニッパン)が2016年から展開している書店向けの雑貨パッケージ商品とのことで、オフィシャルHPも展開されています。

その中に「Fonte」という万年筆が税抜き価格600円で売られているのです。
ご覧のように、本体がスケルトン・デモンストレータータイプのモデルで、何色かのカラー展開もされています。
今回手に入れたのはシルバーです。
・・・これ、どこかで見たことありませんかぁ?(^_^;
実は、昨日紹介した「TOKYO 2020 オフィシャル・ライセンス万年筆」とそっくり、いや同じものらしいのです・・・
オリンピックロゴが有る無しで、外観上全く同じと言っていいでしょう!
よくよく考えると、この「Fonte」は日本出版販売(ニッパン)という書店向けの「Hmmm!?(ん!?)」という雑貨パッケージを展開していますし、「TOKYO 2020 オフィシャル・ライセンス万年筆」が大量に書店の文具売り場に売られていたことと偶然の一致では無いはずです。
つまり、オリンピック・パラリンピック終了後、同じ仕様の中国製万年筆を日本出版販売(ニッパン)が「Hmmm!?(ん!?)」ブランドで展開したと考えるのが妥当でしょうね。

少し詳細に見ていきましょう・・・
キャップをはめた首軸付近は・・・スリップシール機構に似た乾燥防止インナーキャップがあります。
キャップの嵌合はクリップオン式で、リングには「Fonte」と刻印してあります。
胴軸内部にはヨーロッパ規格のスクリュー式コンバーターが同梱されており、直ぐに好きなインクを注入することが出来ます。

Nib,ペン先はどうでしょうか?
ステンレス製で先に紹介した「TOKYO 2020 オフィシャル・ライセンス万年筆」の同じ模様に「Fonte」と刻印してあります。
形状も全く同じで<F>!
肝心要な書き味も全く同じで悪くはありません(^_^)

つまり、商品名の名前が違うだけでこの「Fonte」と「TOKYO 2020 オフィシャル・ライセンス万年筆」は同じ万年筆だと言うことですね。
値段が税抜き価格600円ですから、お安いものですし、書き心地そこそこなので買って損はないかと思います。
様々なカラー展開に利用するのであれば良いかと(^_^)

ちなみに、「Hmmm!?(ん!?)」ブランドの中に「カジュアル万年筆2」というのが税抜き価格1,680円で販売されています。
これ・・・どうみても先に紹介した「Jinhao モデル500」と同じ万年筆だと思いますが・・・
σ(^_^)がAliExpressで買った値段は込み込み522円でした・・・(^_^;