日本製万年筆コレクション(^^;2022年04月05日 18:44

これまで手持ちのドイツ、台湾、中国製の万年筆を紹介してきましたが、今回よりドイツから帰国した後に集め始めた日本製万年筆を紹介していきたいと思います。
仰々しく“コレクション”とタイトルを付けましたが、今回まとめてみて改めて呆れるとともに反省しきりです・・・
よくもまぁ見境なしに集めたなぁ・・・と(^^;ゞ
(もっとも、購入する時にはそれなりの理由があったはずですが・・・)

さてさて、呆れた収集癖の顛末はさておき、手持ちの万年筆を整理すると、メーカーとして6社、あえて価格帯で分けると三つに分けられます。

メーカーは以下の6社です。

PILOT(パイロットコーポレーション)
PLATINUM(プラチナ萬年筆)
SAILOR(セーラー万年筆)
OHTO(オート)
MUJI無印良品(良品計画)
KOKUYO(コクヨ)

価格帯別では税別定価2,000円以下の俗に言う「格安万年筆」とそれ以上5,000円以下の「入門・実用万年筆」、そして10,000円以上の「本格的万年筆」の3種類です。
また、万年筆の心臓部といわれるNib,ペン先の材質別で見ると、前者2種「格安万年筆」と「入門・実用万年筆」は鉄ペン、つまりスチールかステンレスとなっており、後者の「本格的万年筆」は金ペン、つまり14Kとか21Kと言われる金製のNib,ペン先となっています。

先ずはこれら価格帯別3種類について概観をざっくり見ていきましょう。

【格安万年筆】
最初は税別定価2,000円以下の俗に言う「格安万年筆」群です。
なお、これらの中にはカラーインク活用のために複数本持っている万年筆がありますが、今回は複数持ちは代表1本で並べてあります。
2,000円以下の格安万年筆は10種類です。
それぞれのメーカー・品名と税抜き定価を写真に記入してあるので、クリック拡大して確認してください。

この価格帯は格安万年筆というだけあってほとんどが樹脂製ですが、中にはPILOTのPlaisirやMUJIのアルミ丸軸万年筆、OHTOの2本は金属製で価格相応以上の質感があります。
それぞれの紹介は別途したいと思います。

次に・・・

【入門・実用万年筆】
2,000円以上5,000円以下の「入門・実用万年筆」群ですが、市場的には10,000円未満の価格帯が一番実用製品が多く、出回っているのではないかと思います。
が、私は4種類しか持っていません。
この価格帯にまでなると、デザイン的にビジネスの場面でも十分に利用できる実用性が出てくるので、私も中には複数本持って日常使いしているものもあります。
が、私的にはコストパフォーマンスが中途半端に感じ、手を広げていません(^^;

さて、最後に真打です。

【本格的万年筆】
10,000円以上の万年筆で、ドイツにいる時から帰国したら試してみたい、手に入れたいと様々な情報を得ていたものです。
ただし、中には実際の店舗で実物を見て衝動買いしたものも何本かありますけどね(^^;ゞ
結果として現在手持ちのこの価格帯の万年筆は日本の三大万年筆メーカー、PILOT、PLATINUM、SAILORであり、それぞれの代表的なものばかりです。
全て14K、18K、21Kの金ペンです。
左から4本目のPILOT Capress decimo以外はベスト型やバランス型といわれる万年筆の定型形状であり、中には青系も選びましたが仏壇カラーと言われる黒に金という定番カラーがついつい多くなりました(^.^)

さて、追々これら日本製の万年筆について個別に紹介していきたいと思いますが、今日は手持ち日本製万年筆の全体像の紹介で終えたいと思います。

では、また!