裏抜け インクの要因<結果>@ドイツ2022年02月14日 19:41

さて、手に入れた各社のインクをモレスキン・ノートに書いた結果は如何に!?

先ずは能書きをたれるよりもこの「裏抜け」状態をご覧ください!
これ!モレスキン・ノートに各インクで書いたページの裏ページです・・・「裏抜け」、ひどいものです!(O_O)
あのインクはどうで、このインクはどうだ・・・と結果を書く以前の酷さです。
厳密にいうと手に入れたインクは全てNGです!(T_T;

ただ、「裏抜け」はするものの、使えるレベルのインクは・・・
LAMY Blue

ただ一つでした(^^;

正直、この結果には愕然としてしまいました・・・
偶然にも万年筆を使い始めた組み合わせ<LAMY Safari + LAMY Blue>が当たりだったのです(^.^)

で、この時点での結論は「モレスキン・ノートではLAMY Blueしか使えない!」という結果です。

が、実はインクの世界はそれほど単純ではありませんし、沼も深~いのです(^_-)
昨年2021年9月に帰国し、ネット情報でモレスキン・ノートでも使えるインクがあることを掴んだのですが、それは更なる「インク沼」のあがきでした(^^;

詳細は別途upしたいと思いますが、イントロ部分を少し書いておきます。

万年筆のインクは大きく分けて2種類に分類されます。

1.染料インク
2.顔料インク

今回手当たり次第に検討したインクは全てが「染料インク」です。
紙への浸透「裏抜け」を考えると、この「染料インク」は「顔料インク」に比べてめちゃ不利なんですね。
ただ、「染料インク」の中で浸透しにくい種類のもの(例えば今回のLAMY Blueなどや古典インク)があるにはあるようです。
インクの粘度、表面張力、ph・・・諸々の性質が影響するとか・・・(難しい!)

さて、結果的には染料インクしか手に入らなかったドイツ生活では「モレスキン・ノートの裏抜け問題は解決できなかった」ものの・・・日本に帰国し顔料インクを手に入れたことにより満足レベルではありませんが、「モレスキン・ノートの裏抜け問題はほぼ解決した」のです。

これについては、また後日改めて紹介したいと思います(^_-)

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