万年筆に適した日常使いの紙探し ノート編 @大型・専門文房具店 その22022年06月10日 05:35

次に、

 ✓大型・専門文房具店あたりで手に入れられるもの(薄グレー)

からもう2種類・・・
マルマンの「ニーモシネ」とツバメノートの「B5判大学ノート(Wノート)」です。
これまたネットで万年筆に合うノートとして必ず名が挙がるノートです。

右がマルマンの「ニーモシネ」です。
「ニーモシネ」とはマルマンから販売されているのブランド名ですが、今回購入したのはB5リングノートになります。
マルマンの上質紙のなかでも二番目に上質で厚みのある坪量80g/mの紙を使用しており、厚みがあり高級感のある質感で、表面の手触りがツルツルでペン先が引っかかりにくいのが特徴と言われています。
税込\605で80枚綴りなので紙単価は\7.56/枚とコクヨのソフトリングノートより若干お安めの設定になっていますね(^.^)
マルマンはルーズリーフでも坪量80g/m2の紙を使っており、なかなか良い結果だったので、今回のノート編でも期待大です♪

左はツバメノートの「B5判大学ノート(Wノート)」です。
このノート、左下に金箔で“W”という文字が入っているので通称“Wノート”ともいわれるそうですが、“W”は単なる記号ではなく、創業者の渡邊初三郎のイニシャルだそうです。
ちなみにA5判にはもう一つのイニシャル“H”が入っており、“W”がB5判、“H”がA5判というこだわりのノートだそうです。

ツバメノート(株)のHPには以下のように書いてあります。

重厚感のある表紙のデサインは1947年(昭和22年)から現在まで変わっていません。むしろ現在においては、落ち着きのある格調高いデザインとして多くの人に支持されています。使用紙はフールス紙を使用しています。フールス紙とは筆記用として最高級の品質で、書きやすく、にじまず、ツルツルしすぎず、ざらざらもしていない。色も蛍光染料を一切使っておらず、目が疲れません。特に当社のフールス紙はツバメ中性紙フールスといいまして、丹念に手間をかけて抄いた紙です。透かして見て下さい。高級紙のフールスマークが入っています。自信と信念を貫き通しております。
製本も糸綴じなので丈夫です。かたくなに本物、良い品の追求をしているうちに今や日本のクラシックノートとして、世界の高級ノートに比肩できるものと認められ、多くの人に愛用されています。

と・・・好感が持てますね(^.^)
調べてみると、紙の坪量は81.4g/m2と大いに期待できる数値になっていますし、価格的にも30枚綴りで税込\209で紙単価が\6.97/枚とそれほど敷居が高いノートではありません。
さてその老舗ノートの実力はいかがでしょうか?