中国製万年筆について <PENBBS編 モデル494>2022年03月24日 09:48

PENBBSの手持ちモデルの最後、<モデル494>の紹介です。
このモデル、先にNib,ペン先について紹介した「中国製万年筆について <PENBBS編その3>」にも書きましたが、PENBBS Official Storeにラインナップされていないモデルです。
どうもノベルティ用のモデルが出回っているようです。
道理でお値段も<モデル268>の1/2、<モデル355>の1/4余りと安いですし、見た目もそれほど高級感もありません。
しかし、決して安かろう悪かろう的な品質ではなく、PENBBSブランドを名乗る造りの良さは感じます。

万年筆全体はスケルトン・デモンストレータータイプで、カラーインクを入れて楽しむにはお手ごろだと思います。
この首軸あたりやタンクのインクの染まりに期待が膨らみます(^.^)
Nib,ペン先が他の2本と異なりPENBBSの標準ラインナップと違うシンプルなものですが、書き味がそれほど悪くありません。

実は簡単に首軸からペン芯ごと引き抜くことができます。

つい先日まで“つけペン”のNibとして使っていたのですが超便利でしたよ(^.^)
このNib、つけペンホルダーにしっくりと収まり、かつインクの保持もそこそこで、しかも書き味も良いのです♪
後日セーラー“hocoro”を買いましたが、むしろこの<モデル494>のNibの方が書き心地が良かったくらいです。
なかなかGoodです(^_-)
つけペンについては後日改めて紹介したいと思います。

最後に・・・<モデル494>はインク吸入が一般的な「ピストンフィラー式」で、尻軸を回すことで簡単にできますし、値段も安く、書き味もよし、インクの色も楽しめる気軽な万年筆だと思います。

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