中国製万年筆について <WingSung編>2022年03月25日 19:37

さて、PENBBSの評判に興味を持って<モデル268>を注文する際に、実はもう一つ中国製万年筆をポチっています(^^ゞ
これが今回紹介する「WingSung 永生」というブランドです。
目に留まったのは・・・<モデル268>の一本の値段より安く4本が買える!・・・これぞ安かろうの中国製万年筆!と(^^;
また、ちょうどカラーインクも増えてきたタイミングでもあったので、だめもとで中国製万年筆の実力を確認してみようかな?・・・と手を出してみました(^^;ゞ

そして手に入れたのが「WingSung 永生」の<モデル3008A>という4本セットで、さらにはその三日後に<モデル3013>も追加でポチっています。
上の4本が<モデル3008A>で、カラーインクを入れて現在もバリバリ使っています。
一番下のが<モデル3013>で、先に買った<モデル3008A>が予想以上に良かったので他のモデルも確認したいと思ったからです(^^ゞ
なお、これまで紹介したPENBBS 3本と<モデル3008A>はAmazonで入手しましたが、中国製万年筆ということで<モデル3013>はAliExpressを利用してみました。
AliExpressはAmazonより更に安価に調達できますが、中国からの発送なのでモノによっては半月以上もかかるものもありましたが・・・中国製品をお安く手に入れる手段としてAliExpressもアリかと思います(^.^)

さて、それでは早速各モデルの紹介に進みたいと思いますが、今日は先ずは「WingSung 永生」というブランドの紹介からにしましょう・・・
正直、今回初めてお目にかかった「WingSung 永生」、中国だという以外メーカー名なのかブランド名なのかさえ知りません(^^;ゞ
早速ネットで検索してみましたが、中国の情報はなかなか分かり辛くクリアーになりませんね・・・
かなり根気よく調べて分かったことを簡単にまとめておきますが、間違っているかもしれないので悪しからず。

①現在、「WingSung 永生」は中国万年筆有名ブランド「HIRO 英雄」のメーカー「上海英雄金筆廠有限公司」の一ブランドです。
②おおもとの「永生」は1936年に上海で創立され、主に米国の一大ブランド「SHEAFFER シェーファー」のCopyを製造販売してきました(OEMではありません・・・Copyです(^^;)。1992年、その「WingSung 永生」の営業権を中国の大手万年筆メーカー「上海英雄金筆廠有限公司」に譲渡し、自らは業種転換してしまっています。
③その後、「HIRO 英雄」傘下の子会社で「WingSung 永生」ブランドを生産販売し続けています。
④ちなみに、「HIRO 英雄」はこれまた米英の一大ブランド「PARKERパーカー」のCopy商品を製造販売してきたメーカーであり、米英二大ブランドのCopyメーカーが一緒になったという落ちになっています・・・(^^;

今の世の中、Copyは決して認められるものではありませんが、今の中国はCopy模倣がものづくり技術を磨き上げてきたのは間違いのない事実でしょう・・・

さてさて、今日は「WingSung 永生」というブランドの情報にとどめ、万年筆本体の紹介は次回にしましょうか・・・

では、また。

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