裏抜け問題孤軍奮闘 思いつきFaber Castell編@ドイツ2022年02月09日 20:11

「裏抜け問題孤軍奮闘」とタイトルを付けましたが、これ・・・既に沼の中です(^^;

2021年5月、ドイツに戻ったものの、在宅勤務のまま、かつ街中のお店やレストランなどは休業規制のまま過ぎていきます・・・
一部のお店が店頭販売をやっている程度でした。
そんな中、休日に散歩がてら街中の様子を見に行ってみました・・・街中は閑散としています・・・

街中のとある文房具屋さんの前を通った時、店先でお店の方とおぼしきおばあさんとお客さんらしき女性が会話をしながら文房具を手渡ししている場面に出くわしました。
このお店、ボン旧市街の真ん中で、店頭にMONTBULANCのマークがあり、店頭ショーケースに万年筆なども展示してあるお店で前々から気になっていたお店です。
タイミングが良く、店員さんがお店の中に戻るところで声を掛けてみました。
なんでも、お店の中には入れないが、買いたいものがあれば店頭で販売できるとか(^.^)
で、聞いてみました・・・
「私は日本人で漢字が書ける文字細めの万年筆を探している。また、モンブランの〇〇+〇〇の組み合わせでインクの裏抜けがひどくて困っている。何かお勧めの万年筆とインクはありませんか?」と・・・
「OK!ちょっと待って。」としばらく店内に戻り、持ってきたのが・・・これ♪
Faver CastellのGraf von Faber Castell Tamitio Black Edition
Faver CastellのGraf von Faver Castell Carbon Black

おぉぉぉFaver Castellです♪♪♪

店員のおばあさん(今から思えばオーナーの奥さんでした)曰く、「ドイツの万年筆は標準でMなの・・・店頭で細いEFやFが置いてあるのはLAMYぐらいよ。でもこのペン、Mだけど細めの文字が書けるし、書きやすくてお勧めよ(^.^) インクは裏抜けしにくいこのカーボン・ブラックがいいと思うわ(^.^)」と。

おぉぉぉ!今悩んでいるキーワードがずらり出てきているし、何よりもFaber Castellの万年筆が格好良い♪♪
お値段も少々高いが・・・黒インクも持っていないし・・・
で、うん!これ下さい♪と、散歩のつもりが、しっかり万年筆とインクボトルを持って家に帰ってきました(^^ゞ

さて、このTamitio、Faber Castellの高級Graf von(伯爵)シリーズの下位の万年筆で、値段が高い割には鉄ペンですが、これがなかなか驚きの書き味でした♪
しかもお店のおばあさんが言っていたように、ヨーロッパのMにしては文字の太さも細めです♪
かつ、書いているときの音♪がいいのです♪
なんて表現すればよいか分かりませんが、セーラーの書き音と似ていますね・・・シャー♪シャー♪ってな書き音♪
書いていて心地よいのです。
しかも、軸やキャップも全てメタルでかなりの重量感があります。
書いていて楽しい部類の万年筆です♪

ところで、肝心かなめの“裏抜け”ですが・・・

インク、Graf von Faver Castell Carbon Black、カーボン・ブラックというだけあってキリッと締った黒色でなかなか良いです♪

お気に入りの黒ですが・・・モレスキン・ノートでは全くダメ!しっかり裏抜けしちゃいました(T.T)

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