日本とドイツのキッチン比較2022年12月20日 05:40

今回、妻とキッチン&水回りメーカーのショールーム巡りをして、改めて日本とドイツのキッチン廻りの違いを痛感しました。

私がドイツで利用していたキッチンと今回のショールームで見た日本のキッチンの一例を紹介します。

住んでいたドイツのアパートのキッチンです。


次はとある日本メーカーのシステムキッチンです。


さて、この二つを見比べると決定的に大きく異なる事が二つあります・・・何か分かりますか?(^_^)

先ずはシンクの大きさです。
これは見た目に直ぐに分かると思います。
日本のシンクはどこのメーカーのもドイツより2〜3倍の大きさがあります。

二つ目は、食洗機の大きさで、日本の方が小さいのです。
ドイツのは・・・写真の例では電子レンジ兼オーブンの右側に組み込まれており、上から斜めにガバッと開く大きなものです(^_^)


フライパンはもちろん、パスタをゆでる深い寸胴鍋も丸々楽勝に入る大きさです。
日本のは写真の例では左側シンク下に付いていますが、四角い槽の引き出し構造です。


大きな物もあるようですが、明らかにドイツの物より小さく感じました。

食洗機については日本でもドイツ製のが人気あると聞いています。
私もドイツのアパート2カ所で使ってきましたが、どちらもボッシュ製の大柄の鍋釜も洗える大きな容量の食洗機で、日本のシステムキッチンに設置できるものより遙かに大きな物でした。

このシンクと食洗機の大きさの違いは“洗い”対する考え方に大きな違いがあるからだと思います。
日本は“洗い”は基本シンクが主で食洗機は従の考え方、シンクを大きく洗いがしやすい仕様になっていますね。
ところがドイツは洗いは食洗機が主でシンクは残飯処理のみの役割なんですね。
ドイツでは、大家さんに強く指導されたのが「シンクで食器を洗わないで!食洗機の方が節水です!このブラシで残飯をさっと洗い流して、そのまま食洗機へ!」でした。
柄の付いたブラシがシンクに常設されており、その使い方も指導を受けました(^_^;
ブラシで残飯を落としたら、そのまま食洗機に投入です・・・
「節水!環境!省エネ!」と強く言われ、すっかりそのやり方に慣れ、しかも食後の後始末の楽さをすっかり覚えてしまいました。

が、妻は「食器や後始末は手でやるから食洗機は要らないのでは???」と(^_^;
いや、私は絶対に食洗機を入れたいのです・・・できればドイツ製のを入れたいのですが・・・(^_-)
ショールームで見る限り日本製の食洗機はちゃっちく見えますし・・・
水洗プロペラが1つ・・・(^_^;
ドイツで使っていた食洗機は下、中、上と3つの水洗プロペラが付いており、やはり洗いの強力さが違うみたいですね(^_-)
これは洗濯機にも言えることで、ドイツは洗いへのこだわりが半端じゃありません(^_^;

さて、我が家はどうなるか・・・

今回はキッチンだけではなくお風呂、トイレもショールームで見てきましたが、これは間違いなくドイツより日本の方が上を行っています!ね(^_-)