裏抜け ノート類まとめ@ドイツ ― 2022年02月18日 18:04
さて、モレスキン・ノートと同じ形式のラミー・ノートを発見し、これまで散々悩まされてきた「裏抜け」がラミー・ノートでは皆無であることに感動していました(^.^)
その違いはラミー・ノートの帯に書いてあった。
・90g/m2
・ink proof paper
の2つのキーワードです♪
モレスキン・ノートは
・70g/m2
であり、“ink proof paper”なんてな文句もどこにも書いてありません・・・
うん!「坪量」だな!ってな感じです(^.^)
その後、日記に書いてある「LEUCHTTURM1917 EDITION 120」もデュッセルドルフの大型書店&文房具店で手に入れることができました♪
(後で分かったことですが、新発売だったためどこにでも出回っていなかったようで、後日日本に帰る9月頃にはBonnのお店でも見かけるようになりました♪)
LEUCHTTURM1917 EDITION 120 120g/m2
手元にあるこれらノートを3冊並べてみると・・・
左から当時使っていたモレスキン・ノート、真ん中がLEUCHTTURM1917 EDITION 120、右がLAMYノートです。
モレスキン・ノートは若干幅が小さいですが、全てA5サイズで持ち運びはGood!
ただし、坪量が多いLEUCHTTURM1917 EDITION 120は紙が厚くなる分だけノートの厚さが他のものより厚くなっています。
これらは日本に持って帰ってきていますが、当然ながらLEUCHTTURM1917もLAMYノート同様万年筆「裏抜け」問題は全くありません。
ドイツで購入して「裏抜け」無しを確認しているのが他に2点あります。
OxfordノートCollegeblock 90g/m2
これはヨーロッパ最大のノートメーカー?OxfordのA4のノートですが、一般的な生徒・学生向け文房具コーナーで売られていたものです。
日本でも手に入るようですね。
ご覧のように表紙にしっかり「万年筆」マークと「90g/m2」と明記してあります(^_-)
ちなみに、日本とは違ってドイツの学校では筆記具というと万年筆が主に使われているようです。
なんでも小学校に上がると万年筆の使い方から学ぶそうですよ。
日本の筆文化に通じるものがありそうです(^.^)
この話は機会があったらまた別途書き留めておきたいと思います。
もう一つ・・・
これはフランスのRHODIAのメモパッドです。
このRHODIAには色んなサイズがあり、裏ページにいろいろ書いてあります(^_^)
このRHODIAのメモパッドの坪量は80g/m2と明記してありますね。
これも、万年筆はOKです♪
ちなみに、ドイツでの購入価格は3.5€(約450円)ですが、日本では500〜600円ほどで少々お高いようです。
さて、帰国してから日本のノート類も調べましたが、どうも「裏抜け」しない紙は「坪量」が80g/m2以上必要なようです。
もちろん、紙そのもののコーティングとか添加物にも依存するようですが、先ずは
『万年筆の「裏抜け」を防ぐには坪量80g/m2以上の紙を選ぶこと!』
というのがドイツで検討した結果です。
もっとも、日本では世界に誇る紙へのこだわりの世界・技術があるらしく、このドイツでの結果は必ずしも当てはまらないようですが・・・
さて、以上がドイツで万年筆生活突入と「裏抜け」問題への対応・・・そして「沼」へ・・・のシリーズでした(^^ゞ
それでは、次のシリーズは何にしようかなぁ・・・(^.^)
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