清海堀越しに見上げる岡崎城天守閣2023年10月02日 07:22

時間があったら天守閣に入って歴史資料を見、天守からの眺めを楽しみたかったのですが、名古屋に帰らなければならない用事もあり、天守閣の前で眺めて帰路に就くことに…

折角なので、ぐるっと本丸を廻り込み、天守閣の北面防御の清海堀越しにもう一度天守閣を見上げました。


ここに清海掘を越えて天守閣に直結する石造のアーチ橋がありました。


この橋、「廊下橋」と案内板があったのですが、この橋の存在意味はなんだろうか?と疑問に…

ちょいと調べてみると…

岡崎城古地図には木造の屋根付きの渡り廊下が画かれてたそうです。
渡り廊下だから「廊下橋」なんですね(^.^)
明治時代に土橋、大正時代に石橋に架け替えられたそうです。
この廊下、本丸北側の持仏堂曲輪から天守に直ぐ入れる屋根付きの廊下橋で、他の城郭の廊下橋と同様二の丸御殿から城主が天守へ、城主の姿を周りに見せない専用の廊下ともいわれているそうです。
一説には、いよいよ落城という時、天守に火を放ち廊下橋を渡り持仏堂曲輪のお堂にて自害する・・・とも(^^;