“終のすみか”について考える リノベーションの考え方22022年11月03日 06:51

①大手ハウスメーカーA社と③地元工務店C社に出遅れて④リフォーム&リノベーション専門の地元業者D社との打ち合わせが始まりました。

このD社、先ず最初はこちらの意向確認で、いきなり現地確認・調査という動きではありませんでした…
それよりも意向確認後に先ず提案されたのは…

『耐震診断』

の実施です。


曰く、『耐震診断』の目的は二つ

1)対象の2棟に耐震診断を行い、どちらがリノベーションに適しているかの確認

2)リノベーション時の耐震改修への公的支援制度の利用

です。

1)は、機能、価値の再生のための包括的な改修というリノベーションですが、最重要ポイントは“耐震性”があって初めて機能・価値の意味が出るものです。
省エネはもちろんですが、地震国日本としてはこの“耐震性”の確保は建築基準法の根幹部分ですからね。
この提案には全くの同意です。

2)の公的支援制度の利用については、後日耐震診断士の方から詳しい説明を聞いたのですが、今回提案の『耐震診断』は県・市から補助金が出るので低価格で受けることができ、かつその診断結果に基づいた『耐震改修』にも補助金が出るので利用しましょうということでした。

なるほど!ということで、即対象の現住居と車庫兼倉庫の『耐震診断』をお願いしました。

この「耐震診断・耐震改修の支援制度」は平成7年に起きた阪神・淡路大震災を受けて制定された「耐震改修促進法」が基本となり、平成23年の東日本大震災を経て強化された地震大国日本の重要施策となっています。
実際には各地方自治体で制度を運用しており、私の住む富山県、砺波市ではその制度についてしっかりとHPに明記されています。
今日にある方はリンクを貼っておくので見てみてください。



ちなみに、富山県では…

1⃣住いの耐震診断について
 県が9割負担
 自己負担額は、住宅規模などに応じて2,000円~6,000円
我が家の場合4,000円/軒だったので2軒分で8,000円でした。

2⃣住いの耐震改修について
 最大100万円まで補助
 耐震改修の工事費に対して支援します。
 部分的・簡易的な改修も補助対象となります。

となっています。

さて、『耐震診断』の結果は…

つづく・・・

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