万年筆に適した日常使いのルーズリーフ ランク外編2022年06月01日 05:06

さて、「万年筆に適した日常使いのルーズリーフはこれだ!」と題して13種類のルーズリーフを実際に使い、その内8種類に順位を付けて選んできました。
第1位から3位までは、裏抜けがなく、日常使いに適したルーズリーフだと思います。
第4位から6位までは、微妙に裏抜けがあるが、買っても大きな不満無しで日常使いできるルーズリーフかと思います。

では、ランク外の5種類はどうだったのでしょうか?

先ず、KOKUYOの「Campusはがせるノート型ルーズリーフ」です。
これの評価は、裏抜け〇、書き心地〇なんです!
実力としては第3位とした「Campusさらさら書ける」とそう大差ないのですが、何でランク外?と思われた方が多いのではないでしょうか?
実はランクから外したのはコストパフォーマンスが日常使いとしてはどうかな?ということからでした。
50枚綴りで\319、単価\6.38/枚と今回の13種類の中では最も高いものです。
ま、割引販売などでお安く手に入る場面もあるでしょうし、後日報告するノートを考えると、決して高くはないのですが、“日常使い”とのテーマからして一番高いのであえてランク外としました。
もちろん、大御所コクヨの製品なので品質も安定し良いものですから、使っていただいても大きな不満はないかと思います(^.^)

さて次に・・・がっかりしたのがナカバヤシの「ロジカル・ルーズリーフ」でした。
これ、坪量が70g/m2と明記されて少し気にかかるものの、日本の紙!に期待してました。
結果はインク載りが多い所にチョイ裏抜けが出るんです。
もっとも使い物にならないレベルではありませんよ!
ただ、100枚入りで\330、\3.30/枚であれば、マルマンを選ぶな・・・ということです。

さて、最大のガッカリが100円ショップの業界第2位、セリア軍団が今回全てランク外だったことです・・・(^^;

サンノート2種類
このサンノートの2種類、裏抜けします!
何よりも文字が滲みます(^^;

Komida薦田紙工業1種類
この薦田のルーズリーフも裏抜けします。
ただし、サンノートよりは文字のにじみは軽微です。
“高級中厚口用紙”と書いてあったので期待したのですが・・・

このセリア軍団、80枚入りで\110ですから、大いに期待したのですが・・・残念!
万年筆使いの方々にはお勧めできません、はい(^^;
あっ、もちろん鉛筆やシャープペンシルなどには何の問題もないと思いますよ(^.^)


以上が「万年筆に適した日常使いのルーズリーフ探し」の結果発表でした。

しかし、改めて思うのは“日本の紙”の質の高さです。
最近、Made in Japanの品質についていろいろ言われているようですが、やはりGood!
ガンバレ!ニッポン!
ですね(^.^)

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://tr3.asablo.jp/blog/2022/06/01/9495924/tb