SAILORの格安万年筆 HIGHACE NEO(ハイエース ネオ)2022年04月23日 10:14

さて、国産の格安万年筆で断トツの人気・販売量を競うPLATINUMのPreppy(プレピー)とPILOTのKaküno(カクノ)、そしてそのNib,ペン先を展開した関係製品を紹介してきましたが、他の国産メーカーにも同類・同価格帯の万年筆がいくつも存在します。

今日はPILOT、PLATINUMと日本の万年筆御三家を担う一つSAILORからHIACE NEO(ハイエース ネオ)を紹介します。
税抜価格はPILOTのKaküno(カクノ)やPLATINUMのPlaisir(プレジール)と同じ1,000円です。
ラインナップは下記の通り、樹脂製胴軸がブラック、レッド、ブルーでキャップがアルミ製シルバーの3種と、スケルトンでキャップがブラックとシルバーの“クリア”2種の合計5種で展開されています。
Nib,ペン先は細字<F>の一種類しかありません。
私はクリアーのシルバーを持っているのですが、ご覧のように非常にシンプルですっきり細身の万年筆です。
キャップはアルミ製なのですが、重さが11gと非常に軽量で書く時はキャップポストした方がバランスが良いように思います。
今はカートリッジインクのブルーブラックを使用していますが、もちろんコンバーターも使用可能です。
が、価格的に考えて私は空になったカートリッジに好きなインクをシリンジで注入して使っていこうかな、と考えています(^_^)

さて、Nib,ペン先を拡大してみてみましょう。
Nib,ペン先はシンプルな形状でステンレス製です。
“Sailor”のロゴの下に薄く“F-4”、そしてその下に“F”と刻印してあります。
先にも書きましたが、このHIGHACE NEOの字幅は<F>の一種類しか無い清い設定となっています。
そして、何よりもこのNib,ペン先の特徴は・・・ハート穴がその名の通りハート型なんです!
これ、なかなかオシャレですね(^_^)

さて、肝心な書き味、書き心地ですが、Sailorの特徴が出ていて結構ハードでシャリシャリ感があります。
が、ステンレスNibにしてはしなりがあり、書き心地は良いですね♪
私的にはシャリシャリ感の中にもソフト感を感じて好きな部類になります。

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