裏抜け 万年筆の要因<準備・確認>@ドイツ2022年02月11日 10:38

モレスキン・ノートの「裏抜け」対策を求め、万年筆、インクの影響確認と、一方で紙の影響も併せて確認準備開始です。
2021年6月に入ってちょうど店舗の営業規制が解け始めたので、文房具店やデパート廻りです(^.^)

この万年筆、インク、紙集めと確認はほとんど同時進行で進めていましたが、先ずは

① 万年筆の要因確認 文字の幅 インクフローなど

を先に紹介します。

さて、ここで・・・論理的に進めているように見えますが、実はこの段階で目的とは違った「沼」に入り込んでしまいました・・・(^^;ゞ


「万年筆の要因」はLAMY Safariで数種類のペン先を準備すればよかったのですが、売り場に行くと標準色の他に毎年発売される特別色などもありとてもカラフルなので必然的に目移りし、更には輪をかけてSafariの派生商品にも気がひかれ、そして手が伸びていきました・・・(^^;
これって別の意味での趣味趣向の万年筆収集「沼」で、気がつけば9月に帰国するまで、LAMYだけで13本もの万年筆が集まっていたのでした(^^;ゞ

さて、このLAMYコレクションの話は別途するとして、本題に戻します。
先ずはLAMY Safari系Nib(同形状)のサイズを調べてみました。

<EF> 0.36mm(±0.06mm)
<F> 0.46mm(±0.06mm)
<M> 0.56mm(±0.06mm)
<B> 0.675mm(±0.075mm)
<1.1> 1.1mm
<1.5> 1.5mm
<1.9> 1.9mm
実は、このLAMYコレクション、気がつけば<B>以外のNibサイズが手元に集まっていました(^^;ゞ

そこで実験です・・・(^.^)

比較的モレスキン・ノートで裏抜けが軽い【LAMY Safari系 + LAMY Blue】の組み合わせで、Nibの幅と筆圧を変えて「裏抜け」の状態を確認してみました。

<万年筆> LAMY Safari系 ※Nib形状が共通
日本では“LAMY Safari”のスケルトンとして販売されていますが、日本以外では“LAMY Safari VISTA”という名で別名で販売されています。
ただし、仕様は全く同じです。
Safari系のカリグラフィー用ペンです。
単品でも販売されていますが、私はNib<1.1><1.5><1.9>のセットで購入しました。

<Nib>   <EF>、<M>、<1.1>、<1.5> 4種類
今回確認するNib<EF>、<M>、<1.1>、<1.5>の写真です。
<EF>、<M>はSafari VISTAで、<1.1>、<1.5>はJoyです。
Nibはもちろん、首軸、ペン心ともSafari系共通仕様です。

<インク> LAMY ボトルインク Blue
今回使用するインクです。
LAMY Blueのボトルインクで30mlです。
この30mlはドイツでは50mlとともに一般的に売られていますが、日本では50mlだけが販売されているようです。
現地では7€(約900円)とリーズナブルで買いやすい価格でした。

<紙>    モレスキン・ノート

ちなみに、インクフローはほぼNibの幅に順次、
 少 <EF> < <M> < <1.1> < <1.5> 多
と見なしてます(Safari系では経験上太い文字の方がインクの減りが早いのは間違いありません)。

さて!どんな結果になるか!・・・結果は次回お楽しみに(^^ゞ

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